ジョニー・デップの出世作。
ティム・バートン監督とのコンビでこの作品以降も多くの作品に登場している。
以前見たのはVHSビデオでレンタル。
今回は息子が見たいということでブルーレイでレンタル。
1990年の映画なのでかなり古いものになるが、ブルーレイのきれいな画質で見るとまた新鮮だった。
映画の作品自体、あの頃に昔の思い出として語るところから始まる。
丁度アメリカが一番豊かだった50年代、60年代くらいなのだろうか。
シザーハンズの住むお城はモノトーン。
それと対比するかのように街はパステルカラー。
この辺りも非常に作りこまれている気がした。
「ハサミが手」の人造人間、エドワード。
人間と接する機会がなく、ひょんな事から化粧品のセールスレディとであり、彼女の家に寄宿することになる。
彼の持つ独特の「ハサミさばき」と感性でたちまち街の人気者となるが、良からぬ人間に巻き込まれ不法侵入犯としてつかまる。
それから手のひらを裏返したように批判が相次ぐ。
なんとも言えない悔しいシーンが続き、エンディングもハッピーとは言いがたい。
ファンタジー映画になるのだろうが、物悲しい。
そういった点も日本人の心に訴えかける部分が大きかったと思う。
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