悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

ドコモからiPhone販売のニュース

以前から何度も噂され、その都度販売されない状況が続いていた。まあ、宮崎駿の引退するというのを何度も言っていては引退しなかったというのに似ていなくもない。
今回は朝日新聞だけでなく、NHKでも放送されたくらいでかなり信憑性が高いと思うが、ドコモは会社として出した情報ではないため、言葉を濁している。
とは言え、否定しきっていないことから、今回はあるかもという論調が強い。
実際にドコモは携帯電話のシェアの半分以上どころかかなりのユーザーを抱える会社だった。
iモードという物が出た時には世界的に見ても当時これほど優れた技術はドコモ以外になかったのかもしれない。
当時のドコモや日本のユーザーにとっては今のように日本の携帯が落ちぶれ、韓国のメーカーがシェアのトップになるなどとは想像もできなかったに違いない。
ともあれ、iPhoneが作り上げたスマートフォンという商品はあらゆるものを変えてしまうほどのパワーを持っていたということである。
まずはAppleの厳しい販売条件を飲みつつ、独占販売をしたSoftBank。日本のスマートフォンSoftBankから始まったと言っても過言ではない。良くもそういう決断ができたと思う。経営陣のスピーディな判断ができるSoftBankだからこそとも言える。
SoftBankに割りを食った形のauはしばらくはAndroid auなって言葉でiPhoneに対抗を試みていたようだが、2年ほど前からiPhone販売に踏み切り、盛り返してきた。
ドコモはこの2社にやられっぱなしの状態である。この2社に対して対抗した施策としてドコモのツートップということでSony EricssonSamsungの2社を選択したわけだが、結果は芳しくない。
それどころかNECPanasonicと言ったこれまでドコモのガラケーを支えてきたメーカーの相次ぐ撤退の報道があったように日本のメーカーのドコモに対する意識も大きく変わったということである。
そもそも日本的な日本の通信業界と通信機器メーカーが合体して高性能な携帯をユーザーに安く売る仕組みを作っていたわけだが、そうなるとどうしても通信費を固定して安定した収入が必要である。
今やスマートフォンパケット定額料金がこれらの携帯電話、スマートフォンの価格をバックアップしていると思う。
そもそもかつて栄えた日本的なガラケーは全滅状態。スマートフォンしか新機種が出ない状態である。

さてドコモのが販売するとなると果たして今までドコモが出さないからSoftBankauに逃げたユーザーがドコモに返ってくるかどうか。
iPhone自体が世界的にはすでに終わっているとの見方もある。
個人的にはauiPhone販売に参入したとき、SoftBankから相当流れると言われていたが、実際はそうはならなかった。
今回もドコモがiPhoneを販売してもSoftBankauからユーザーが流れだすのはそれほど多くないような気がする。
ただし、それらは料金次第。十分に魅力のある料金体系があれば、今や長期利用者はバカを見るだけなので一気にキャリアを変える可能性はある。
しかし、意思決定の早いSoftBankが魅力のある料金体系を提示してくればそれを上回るサービスを出してくるのではないかと思っている。



とは言いつつtも、今回はSoftBankiPhoneを更新しようとは思っていない。いったんスマートフォンからは離れようと思っている。
スマホがない生活というのもいいかもしれないと思っている。

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