悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

タブレットにもなるパソコン

Windows8の登場とともに一斉に各メーカーから発売されたハイブリッドタイプのパソコン。
タブレットとPCのハイブリッドという意味である。
CMではとても魅力的に描かれているが、売れていないと思う。
タブレットとPCはやはり商品として別のもの。PCでも使えて、タブレットでも使える、一見どちらの用途もつかて便利そうに思うが、やはりそういうものではないと思う。
タッチパネルがあるからタブレットでキーボードがあるからノートパソコンというものではない。
ノートパソコンはやはりノートパソコン。キーボードが打ちやすくて性能も高いというものを望む。
一方タブレットは軽さとバッテリーの持ちではないかと思う。パソコンにもなるということはパソコンであり、タブレットのように軽くはない。そしてバッテリーの持ちも良くはない。
パソコンのようにしっかりしたキーボードを搭載していると、タブレットとしては重くて使いづらい。タブレットのように軽く作るとなるとキーボードがしょぼくてタイピングしづらい。
何よりも一番の課題は価格。
タブレットが2-4万くらいで十分使える性能で販売されているのに、ハイブリッドPCは10万円以上が中心。これでは全く売れない。
そしてWindows7のPCは最近見なくなったが、ちょっと前までWin7PCはノートで3-5万円くらいで購入可能だったのである。
パソコンとタブレット、ともに手軽に買える金額である。にも関わらず、ハイブリッドタイプは高価格。そしてどちらで使うにしても中途半端な性能。
今までのパソコンと違って様々なハードの不具合も抱えているようである。
Microsoftの言いなりになっている限り、魅力あるハードは出来そうにない。

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