ランボー２ 怒りの脱出

ランボーに引き続き２作目を見た。
大ヒットした映画で私も若い頃は何度も見た。今あらためて見ると目が肥えたのか面白さよりもバカバカしさが目に付く。実にくだらない作品だと感じた。
若き日のジェームズ・キャメロンがシルベスター・スタローンとともに脚本を手がけているが、前作と比べてアクションに力を入れたというような作品だが、前作のような迫力を感じない。やはり設定がぜんぜん違う。
前作は「一人だけの軍隊」という小説を元にしている。それだけに設定も特殊でありながらもリアルな感じもして面白い。もちろん出来過ぎだが。
この作品は派手になっただけでアクションもそれほど面白いといわれるようなところはなかった。以前からランボーは１作目が一番おもしろくて、他は駄作だと思っていたが、あらためて見なおしてみて、更にそう思うようになった。

ベトナムに残っている捕虜の救出という任務は良い。そして困難に立ち向かって救出するというのもいい。しかし味方に裏切られ、孤立しているのに脱出し、助けてくれた女性が殺されたことで怒りが爆発。敵のヘリコプターを奪って敵軍キャンプを破壊。捕虜を救出し、そしてその奪った輸送ヘリで相手の攻撃ヘリをも撃墜するというのはもはや漫画である。

なぜこんなに売れたのか不思議である。１作目が名作だけに残念だ。

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