悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

ノートパソコンのキーボード

タイピングが速いわけではない。それに大量に文字を打ってばかりというわけではない。それでも一日のうちにかなりの時間をモニターと向かい合い、キーボードやマウスを操作していることが非常に多いのである。
もはや手書きで文字を書くのが辛く、キーボード無しでは文章を作成しようとする気持ちすら起きなくなってきた。
姿勢が悪いのか、机との距離感が悪いのか、肘が痛い。それに手首も痛い。原因がすべてマウスやキーボードにあるわけではないと思うが相当な負担になっている気がする。右の手首が痛くなるのはマウスだと思うが、肘が痛いのはおそらくキーボード。左手の親指の付け根なども痛くなる。
軽いタッチのキーボードがいいのか、適度な重さがある方がいいのか色々意見はあるけれど、本来はタイピングしている時の音が素晴らしいので青軸のメカニカルがほしいと思っていた。残念ながら金銭的なところで断念。今まで毛嫌いしていたけど、ノートパソコンをちょくちょく使うようになってパンタグラフキーボードもそれなりに快適だということがわかってきた。
パンタグラフキーボードで評価の高いFilcoのものをAmazonで購入。近々届く予定である。打ちやすく疲れなければ職場に持って行こうとも思う。どうしても肩の痛みや肘の痛みが消えない。そのことから考えると相性の良いキーボードを買うことは決して無駄ではないはず(言い訳)

ノートパソコンはあえて外部キーボードをつないでまで使いたいとは思わない。したがって搭載されているキーボードの品質があまりにも悪いと他が良くても非常に残念な気分になる。
キーボードもさることながら、ポインティングデバイスはなおのこと重要。ノートパソコンでもマウスを接続することが多いがしない場合は致命的になることが多い。
初めてノートパソコンを買ったのはWindows95時代。まだまだパソコンは高価でましてやノートパソコンは高嶺の花だった。
40万円くらいしたかもしれない。シャープのメビウスTFT液晶というのがちょっと自慢のものだった。性能は今の時代から見るとゴミのようなものだが、キーボードもタッチパッドもそれなりの品質だったと思う。もちろんデスクトップのしっかりとしたキーボードやマウスと比べるべくもないが。
タッチパッドの感度が良いためにタイピングしている時によくカーソルが飛んでしまった経験がある人も多いと思う。このタッチパッドもそんな感じだったが、まずまず使いやすかったように思う。
IBMのノートパソコン、Thinkpadは当時からキーボードに定評があり、他社がドンドンタッチパッドを採用している中、トラックパッドという赤いイボのようなポインティングデバイスを採用。これは全くタイピングする上ではじゃまにならない作りである。レッツノートが採用していたトラックボールもそういう意味ではタイピングしやすい構造だった。
その次に買ったノートパソコンはレッツノート。マニアに人気のあったトラックボールのものではなく、四角いタッチパッドを搭載したものである。B5と小さいのでキーボードのタイピングはちょっと窮屈だったが、それでもタッチタイピングできるギリギリのサイズだったと思う。トラックボールも現行の丸い形のタッチパッドもタイピングするのにはじゃまにならない構造。小さくて使いにくいようだが、あの丸い部分がちょうど両手の親指が当たらず、親指で変換キーやスペースキーを操作する当たり前の人間には使いやすい。大型で四角いタッチパッドが多いが、パッと見は操作しやすそうに思うがタイピングには非常に邪魔。あの作りはまともなタイピングをする人には絶対邪魔だと思うが、親指でスペースキーを叩いたりしないのだろうか。

食わず嫌いと言われそうだが、MacBookを借りていた時、あのアイソレーションキーボードにはどうしても慣れなかった。悪く無いという人もいるが、私にはとても使いにくかった。指をおいた感覚が嫌いである。キーボードはやはりくぼみがあり、そこに指をそっとおいた感じがいいのである。あの平たい隙間のある形状はどうしても受け付けられない。

ノートパソコンのキーボードの選択肢はない。IBMレノボになってくだらないキーボードを作るようになってきている。レッツノートもかつてはキーボードも悪くはなかった。今はリーフ型とかアイソレーションとかになっていて非常に打ちにくい印象。
誰が流行らせたのかわからないが、まともなキーボードのノートパソコンが出ればいいけれど。犯人はおそらくソニー?アップル?


評判は良さげ。軽いタッチで肘などの痛みがなくなればいいけれど。また使ってみた感想を書いてみたいと思う。

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