悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

エジプト戦 サッカーオリンピック代表

いやあ、強かった。オリンピック代表はこんなに強かったか?と思うような強さであった。ボール支配率こそ高くないが、エジプトはボールを持っているだけで前を向いて攻撃するというシーンが少なく、それだけ守備が組織的に連動して旨く機能していたと思う。
先制点は攻撃の要の清武のボール奪取から素早くFW永井へパスを出し、抜け出してシュート。幸先の良いスタートだった。残念ながらシュート後、相手DFと交錯して負傷退場になった。少し心配である。
前半終了間際にエジプトはレッドカードで退場になってからはほぼ決まってしまったような気もする。
後半にはDFのキャプテン吉田がセットプレーからヘディングで2点目。更に大津が扇原のクロスに合わせて3点目と一方的な展開になった。
次はメキシコ。直前の親善試合では2-1で勝利しているが、そこで見た印象は個のチカラが強いということ。メダル候補と言われるだけのチームは間違い無いと思う。しっかりと守りを固め失点をせず、ワンチャンスをものにするしたたかな試合運びで勝って欲しいと思う。怪我で退場した永井、東も軽症とのことで大事をとったようで次は出れそう。
試合後の吉田のインタビューで、マンUのホームグランドで先にゴールを決めたことから「(香川)真司よりも先にゴールを決めた」と軽口を叩いていた。雰囲気はかなりいいようである。宇佐美が今ひとつこのチームに溶け込めていないのが気がかりだが、全体の雰囲気はよく、なんとしても次は勝って決勝に進んでもらいたい。

卓球女子は団体戦を観戦。第1試合の石川佳純は大熱戦。相手にマッチポイントを先に取られるなど白熱していたが、実力にまさる石川が最後は振り切った感じである。2試合目の福原も第1ゲームは落としたものの、そのあとは自分のペースに持ち込めたと思う。ダブルスは正直言って実力差があった。よって3連勝でベスト4進出。

運良く決勝へコマを進めた感の強いバドミントン女子ペア。2−0のストレート負であったが、2セット目はマッチポイントを取られながらも何度もしのぎ、しっかりと実力は出しきった感じ。優勝が至上命令の中国と違って、のびのびと自分たちのバドミントンをしきった感じで笑顔もあり、爽やかだった。世界ランク2位の中国はさすがとしか言いようがない。

水泳陣は男女ともにメドレーリレーでメダルを獲得。男子は銀。女子は銅である。考えれば日本の水泳も強い。強国アメリカ、オーストラリアは別格だが、そこに割って入っての銀は価値がある。大したものだ。女子もメダルを獲得。日本記録を大幅に更新してのメダルでこれも立派。寺川、鈴木は今後の動向にも注目されているらしい。やはり美人は何かと注目されるものだ。

Copyright ©悪魔の尻尾 All rights reserved.