悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

ロンドン・オリンピック

連日熱戦が繰り広げられるオリンピック。
中でも感動したのはフェンシング団体と女子卓球団体である。
フェンシングは北京大会の時に太田が個人で銀メダルを獲得し一躍注目された。西洋の剣道みたいなものというくらいの感覚しかなかったが、ルールは随分違うようだ。まあ、日本ではまだまだマイナーな競技である。準決勝のドイツ戦で残り9秒から2点差を追いつく。特に残り2秒で1点を追いついたのは奇跡としか言いようがない。またその後の延長線でもかなりシビアな試合で合った。それにしてもよく勝ったものだ。
女子卓球は福原愛が初戦、銅メダルのシンガポールのエースを下す。このシンガポールのエースは個人戦で石川にストレート勝ちした選手である。よくもまあ勝てたものだ。これは素晴らしい。それに釣られるように2戦目は石川が快勝。そしてダブルスは平野、石川ペアが相手を圧倒。本当に気持ちのいい試合だった。

陸上は大スター、ボルトが登場。北京に引き続き金メダル。しかもオリンピック記録である。圧勝である。彼はまさに自身が言うようにレジェンドである。それにしてもジャマイカ選手が決勝に3人。短距離王国である。
女子マラソンエチオピアが金メダル。ケニアはまたしても金メダルを逃す。しかしスタートから大雨の最悪のコンディション。ロンドンの街並みが見れるという意味では悪くないコースかもしれないが、走る方にとっては道は悪いし、細い。そしてコーナーが多く、同じ所を3回走るなど面白みにかけるかもしれない。序盤こそヨーロッパ選手とともに日本人選手も先頭集団にいたが、ペースの上げ下げに惑わされたのかふるい落とされてしまった。結局チカラにまさるアフリカ勢、ケニアエチオピアの一騎打ちとなった。

今晩はなでしこジャパンの準決勝である。フランス戦だ。直前の強化し合いでは2-0で負けている。ランキングこそ上回っているが、実力はかなりあるチームであるのは間違いない。今回は雪辱してもらいたい。期待している。

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