Outlook Expresは未だに利用者が多いメールソフトである。XP限定、もういい加減乗り換えろよというのが本音だが、使い慣れているだの、メールソフトに金を掛けたくないだの、そもそもメールソフトって何？っていうレベルの人も含めてたくさんの人が使っている。
私もXP時代は少しは使っていた。今はメールソフト自体を使っていないし、XPも個人的には利用していないのでOEに触れる機会は殆どなくなった。
大体OEのには2GBの壁というものがあるらしい。この時代に2GBというのはどうなんだろうとも思うし、メールのフォルダ、あのdbxという拡張子のファイルの塊でメールを管理しているというのがどうもしっくりこない。メールソフトが大体受信トレイやフォルダなどが独自のファイル形式でインポートできたり出来なかったり。そもそもそれらのファイルが壊れると一巻の終わりである。Al-Mailのように1メール1ファイルだと、最悪メールボックスが壊れようと、ソフトがおかしくなろうと、以前のファイルは読めたりするので安心だが、いかんせん今や時代遅れ。WindowsVistaや７には対応してないらしい。
http://support.microsoft.com/kb/903095/ja
表題のOEの最適化でデータが壊れるということだが、Microsoftとしても認識している問題のようである。
Outlook Express のメッセージの「最適化」 - パソコントラブルＱ＆Ａ
詳しく解説があるが、OEのを使っている素人にこういうややこしいことを平気で言われてもなあ、というのが正直なところ。
メールのやり取りはこれまでもビジネスでは非常に重要なものになっているが、便利故にいらないメールが飛び交い、ちょっとしたことでも返信、それに対して再返信ということをドンドン繰り返して膨大なメールが溜まる。適当に間引きしなければいけないが、それも面倒。なかなかいい方法はない。
新しいメールソフトへの乗換えというのも今までのデータを移し替えるという難儀な作業がある。まあ、こういう標準的なソフトの場合何らかの形でエクスポート、インポートできるが、そっくりそのままの状態で乗り換えるという訳にはいかない。
古いデータは捨てるというのも重要なのではないかと思う。
メールというのはそういうツールだと割り切り、重要で後からもデータとして保存しなければいけないものはテキストなりにして別に保存するというのが正しいあり方なのかもと思う。
他のソフトも大体受信トレーを一つのファイルとして扱うものが多いので、壊れるときは同じ。まあ、2GBの壁はないけれど、逆に溜め過ぎるとレスポンスは落ちるだろうし、壊れた時の被害は凄いことになるということだ。
