CIAのエージェントであるイブリン・ソルトを演じるアンジェリーナ・ジョリー。こういう役はやっぱり彼女が一番だが、身のこなしが固く、やっぱり歳かな?と少し思ってしまう部分も。そこは撮影の仕方で台分とカバーしているが、まあ仕方が無いだろう。
役柄的に女性としての魅力は感じない。シャープで恐ろしく強い女性。そういう部分を何度も繰り返し描くことで伝わってくる。しかし何がこの映画で言いたいのかいまいちわからない。
スパイとして育てられた旧ソ連のエージェント。そしてそれを裏切る。んー?ストーリーにも無理がありすぎるような気がする。
彼女は一体何を目指し、なんのために生きているのか。何十年も潜伏して、Xデーに実行できることをしなかった。なぜ?そこまでして創り上げたスパイをそうもやすやすと殺せるものなのか?
まあ、所詮は娯楽映画だからそんな細かいことはどうでもいいんだよ!って言われればそうだけど、単なるアクションではないだけにストーリーの背景にはある程度整合性と言うか納得できる所がないと厳しいよな〜ってなかんじです。
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