悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

ガリバー旅行記

ジャック・ブラックの主演映画。ガリバー旅行記を息子と見た。
非常にテンポよく笑いに包まれた作品。85分と短いためあっという間に終わる。
ガリバー旅行記は有名な作品で誰もが知っていると思うが、原作ってどんな話だったか覚えていない。
とはいえ、この作品が原作ということはよもやあるまい。
少し調べてみると、どうやら「小人の国」「巨人の国」「ラピュタ」「死者を甦らせる国」「不死の国」「日本」「馬の国」とガリバーがめぐった国々が描かれている。
全部架空の話しだとおもいきや、最後の日本があるのはなんで?と思ってしまう。ガリバーがいろんな国に行って体験することを描くことで風刺している作品と言われる。なるほど…。

まあ、ともあれ、この作品はそんなふう氏の部分はごく僅か。単純明快な娯楽作品である。
ここに出てくる主人公のガリバーは悪いやつでは決して無いが、冴えない、どうしようもない男である。努力することを放棄し、その日を楽しめばそれでいいというある意味、幸せな人。彼に務める会社は出版社だが、いつまでたっても彼は郵便係。特にそれに不満があるわけではない。
そんな彼が憧れるのは旅行雑誌の担当の女性。旅行をたくさん行ってきたと嘘をつき、そのためにバミューダ島への取材へ行くことに。そして遭難する。
ついた先が「小人の国」であった。

なるほど「ナイトミュージアム」の制作チームが作った作品という感じ。テンポよく親子で楽しむにはぴったり。小さいお子様でも大丈夫。

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