悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

VistaPCが遅い

うちのPCでもっとも非力なのは古いノートだが、XPなのでそれほどでもない。デスクトップのPCも女房と息子が使っているXPはデスクトップでは最も非力だが、特に不自由していないようだ。
一方娘が使っているVistaはそれなりのスペックのはずだが、やっぱり重い。Vistaは重いというのはもはや定番だし、Microsoftとしても黒歴史として、Meと同じように葬り去ろうとしているOSだと思う。
ただ、このOSがまったくダメなのではなく、先進的すぎてハードウェアが追いついていなかったのが原因だと思う。今のPCのように2GB〜4GBのメモリを標準で搭載していればそれほどストレスを感じることもないように思う。
4〜5年ほど前に発売されていたVistaマシンは最悪なようである。標準搭載メモリが512MB。CPUも遅い。さらにデフォルトではAeroにサイドバー、プラスメーカーの訳のわからないユーティリティや常駐ソフトで起動するだけでどう仕様も無い状態。
そういやWindowsMeもマルチメディアパソコンとしていろんなモノがあったが、常駐ソフトが多いと起動時にシステムリソースが30%台になってプログラムを一つ起動しただけで不安定になるという状態のパソコンも平然と売られていた。買った人は最悪だなあ。
Vistaもそうだろう。7がデル直前位のパソコンならたしかにモッサリ感はあるかもしれないが、使う上で特に困ることはないと思う。しかしVistaが出た頃のPCは本当に辛い状態。起動に5分くらいかかるのは当たり前みたいだし、IMEの変換のレスポンスがめちゃくちゃ悪いなんていうことも。本当に笑い話のようである。
今はWindows7。そこそこには成功していると思う。ようやく32bitの呪縛を離れて64bitOSもかなり増えてきたようだ。XPの64bitは殆ど見ないし、Vistaもあんまり聞かない。7になってようやく本格的になってきた。メモリも標準で4GBとか普通になってきているので当然か。

Vistaが遅くて辛すぎるときはやはりメモリの増設が一番だが、今更Vistaのパソコンにお金を掛けたくないという人は手っ取り早い方法として使わないサービスや機能を削るという方向で考えたい。
まずはAeroを止める。そして役に立たない、今後も役に立ちそうにないサイドバーを停止。使用しないWindowsの機能を無効化する。Remote RegistryやTablet PC Input Serviceはまずいらないと思う。コントロールパネル>プログラム>Windows の機能の有効化または無効化選択で可能。

とことんチューニングをして機能を絞れば512MBでもなんとか使うことは可能だろうと思う。

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