地球が静止する日

DVDが出たときにすぐに借りてみた映画。その時の感想はイマイチという言葉がぴったりの作品。結構レンタル店では話題作だったが、本当に盛り上がりの欠けるがっかりな映画だった。
そんな映画でもテレビで放映しているとついつい見てしまう。全開よりもストーリーがなんとなくすんなりと入ってきてみていてしんどくはない。でもやっぱり地味で盛り上がり感の欠ける映画だった。主演の宇宙人さんであるキアヌ・リーブスもジェニファー・コネリーもそんなに悪い役者とは思わないが、この作品では魅力を感じなかった。言わんとすることはわかるんだが、こんなモノなんだろうか？実際に大統領でなく代理の国防長官がすべてを仕切っているというなんだかなあ。
つまらなくしているのは、亡き夫の連れ子役のウィル・スミスの息子さん。ベスト・キッドのリメイク版は結構いい感じだったが、この作品ではちょっとウザイ感じがした。他に適役はいなかったんだろうか？黒人である必要性も感じないし、継母に対してあの態度はないだろう？と思う。あんなクソガキ（失礼）に愛情をもって接している母を演じているのが滑稽だった。

レストランで中国語をしゃべる宇宙人のおじいさんとの会話も本当はもっと深みがあるべきものだが、なんだか上辺だけな感じ。
あ、やっぱり薄っぺらい感じの映画なんだろうかなあ。テーマは非常に重厚で壮大なんだがなあ。

地球が静止する日 ＜2枚組特別編＞〔初回生産限定〕 [DVD]

この半分の写真はキアヌ・リーブスに見えなかった。どちらかというとT2に登場した液体金属おまわりさんに似ていると思ったのは私だけ？