Netflixで好評なONE PIECE実写版を見てみました。
すでにネットでも話題になっていましたし、海外での評価はとても高いようです。
超超超有名な漫画が原作ですし、あらすじなんかはもう述べません。
原作には結構忠実に作られていると思います。
ただ、私は原作、アニメを通じてそんなにファンでもないので、マニアックな人達のツッコミどころについていけないです。
アニメ愛にあふれる人たちにとっては、原作と違うところを細かく指摘して「悦」に浸っているのかもしれません。
個人的にはものすごくクオリティの高いドラマで、キャストも含めてほぼ完璧に作られていると思います。
子供向けの漫画にここまで作り込むか？と思わせるような出来栄えで、日本の映画会社では到底無理なんでしょうね。
邦画ではコケまくると言うイメージしか浮かばないので、日本の映画界はこの大作に対して手を出さないほうが良いでしょう。
アニメで勝負でいいです。
アニメ版で毎回冒頭で海賊王ゴールド・ロジャーの処刑シーンがあります。
「この世のすべてをそこにおいてきた。欲しけりゃくれてやる。」
という台詞も何度も聞いて言いますよね。
このシーンも原作をしっかりリスペクトして作られていると思います。
完全に同じではないですが、実写版ドラマならではの迫力のある映像ですね。
そして登場人物。
キャラが多数登場するこの作品ですが、当然批判も集中しそうなところではあります。
個人的には、よくぞここまでオリジナルのイメージにぴったりな人を集めたなあ、と思いますね。
俳優さんの名前は全然知りませんが、しっかりとした演技をしている役者です。
まずは主人公のモンキー・D・ルフィです。
顔がぜんぜん違うんじゃない？と言われそうですが、手足が長くてめちゃくちゃスリムな人です。
この麦わら帽子と半パン姿がイメージ通りですね。
いつもニコニコ顔で能天気そうなところもいいです。
そして麦わら帽子をルフィに託した大海賊の赤髪のシャンクスもイメージ通りのキャスティングです。
赤髪のシャンクスが登場すれば、かれがまだロジャー海賊団で駆け出しの頃に下働きをしていた同世代の海賊がいますよね。
道化師バギーです。
メイク後からもありますが、雰囲気が出ています。
ちょっとバットマンのジョーカーのイメージに近いかもしれません。
唯一知っているのは日本人俳優の新田真剣佑さんですね。
海賊狩り剣士のロロノア・ゾロ役として登場しています。
めちゃくちゃ格好いいですよね。
原作のゾロもめっちゃ格好いいのですが、実写版も痺れますね。
そして泥棒猫のナミ。
アニメのような内臓がないような超スリムな女性というのはやはり無理ですよね。
オレンジ色の髪の女性です。
ウソップとコックのサンジも加わった初期メンバーの出会いの話まで、全8話がシーズン１となっています。
面白いので次々見たくなりますが、次の作品が登場するのはやはり１年後くらいなんでしょうかね。
その時までこの盛り上がりが続けばよいですが、どうなのでしょう。
シーズン１
第１話 ROMANCE DAWN 64分
ルフィとゾロ、ナミとの出会い。
その前に海軍に加わることになるコビーとの出会いがあります。
もちろん赤髪のシャンクスも。
第２話 THE MAN IN THE STRAW HAT 55分
悪魔の実の能力者は一人ではありません。
まずは道化のバギーが登場します。
第3話 TELL NO TALES 58分
シロップ村で出会ったウソップとその親友のカヤ。
第4話 THE PIRATES ARE COMING 62分
富豪の娘カヤに執事に扮して近づく悪党のクラハドール。
ルフィ海賊団の活躍でカヤには船をもらうことになります。
ゴーイングメリー号ですね。
第5話 EAT AT BARATIE！ 51分
海上レストランバラティエ。
そこには料理を愛するコックのサンジがいます。
そしてゾロは大剣豪の道に立ちふさがる七武海の世界最強剣士のジュラキュール・ミホークと決闘をします。
第6話 THE CHEF AND THE CHORE BOY 54分
ミホークに命こそ奪われませんでしたが、全く刃が立たなかったゾロは瀕死状態に。
そして野心を胸に人間への憎しみを持った魚人アーロンが出てきます。
第7話 THE GIRL WITH THE SAWFISH TATOO 58分
ココヤシ村を支配するアーロンたち。
そして謎に包まれていた泥棒猫のナミの真実が明かされます。
第8話 WORST IN THE EAST 49分
アーロンたち魚人海賊団を叩き潰したルフィたち。
そして海軍からも完全に目をつけられ、賞金首となったルフィ率いる麦わら海賊団は新たなる冒険に向けて仲間と誓いを交わします。
今年はルフィという詐欺グループの大物がニュースで話題になりました。
だからワンピースという漫画、アニメを知らない人でも知るきっかけになりましたね。
1997年から始まった漫画で、アニメは1998年に映画が、テレビでは1999年から始まっています。
なので1/4世紀にも及ぶ歴史のある作品ですね。
日本の世界に誇れるコンテンツのひとつなのでしょう。
子供時代にアニメを見て育った人たちも30代や40代になっていますし、その親の世代あたりも大体は知っていると思います。
思い入れのある方には賛否あろうかと思います。
でもこれを見るならぜひ吹替版で。
アニメ版の声優さんがほぼ同じですので、ものすごくハマりますからね。
いいですよ〜。
