悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

転勤

転勤と言うものは私も就職した時に体験した。大昔の話であるがwww
4月にとある店に配属。その年の5月に転勤。配属された営業店での在籍は僅かな期間。
本店に配属となった。
その本店から翌年の4月に別の営業店に配属。
そして1年少々経過して退職し、家業を手伝う。
家業の状況は悪くはなかったが、かなり特殊で潰しはきかない。
永遠に続けばそれでいいのだが甘くはない。40歳を迎える前に廃業することになる。
それからは一転してサラリーマン生活だが、なかなか良い職場というものはない。
なんとか働き出したものの、社員とは程遠い待遇で、結局もう少しまともな福利厚生のある会社に勤めることになる。
勤め先はこれまた地味な仕事。
面白いことは何もないが、特に苦労もなかった。ある意味ものすごく楽ちん。
給料は安いけどのどかな職場だった。
そこはかなり古い会社でまさか倒産するとは思っていなかったが、勤め始めて3年半で泣く泣くその職場を離れざるを得なくなった。
結局待遇の悪かった以前の職場に戻った。
それからもう10年以上そこで働いている。
もうすぐ家業よりもこの職場が長いということになるのかもしれない。
クビにならなければ。
しがみつくほど給料をもらっているわけではない。
ボーナスもないし。
そんなわけで同世代の普通にサラリーマンを送ってきた人と比べると結構情けない感じである。
転勤や職場が変わるということに対して華やかさはまったくない。
嫌なイメージしかない。

娘が昨年就職した。
よくもまあ、なんとか就職できたと思う。やばかった。就職できずにフリーターになっていてもおかしくなかった。
その娘がわずか1年で転勤となった。
左遷?とかいろいろな憶測が働くが、そうでもないようである。
そして転勤してからは明るく働いている。
前の配属部署との引き継ぎもあり、連日飲み会が続く。
私の若い頃の職場とはぜんぜん違う。
今日も歓送迎会とかで遅くに帰ってきたが、なんと花束をもらっていた。
私の経験にはないことだ。
やはり派手な職場なんだろう。
まるでテレビドラマみたいだと思ってしまう。

家ではゲームにアニメ、立派なオタク女、腐女子?だろうが、会社では頑張っているようである。

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