悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

ゴーストバスターズ リメイク版

2016年の作品。
今まで見ていなかったのだが、TSUTAYAで息子が借りてきたので見た。
この映画は作られたときから、巷で賛否両論。
私も見ていないのになんとなく見てみようという気が全く怒らなかった作品。
ダン・エイクロイドビル・マーレイの初代作品は映画館に観に行った。
大学時代の結構想い出深い作品。
懐かしさもあるが、ビデオで借りてきても見たし、テレビで公開していたときも見た。
もう見飽きたという気持ちもあり、またこの作品はあのキャストありき作品という気持ちも強い。
なのでこの映画を見ずに、批判する側に回っていたようなきがする。
で、今日見てみると、なかなか良く出来ていた作品。
原作にかなり忠実なリメイクとなっている。
もちろん、初代作品はもう30年前の作品だから、それと比べると特撮はそうとう違う。
登場するゴーストもかなり怖い感じになっているが、まあコメディなので、怖がらせるための映画ではない。
4人全員が女性というところに批判があるようだが、30年前と違って違和感ない。
むしろ女性の方が強いと思えるところもたくさんあるし。
大学講師のエリン。高校時代の友人アビー。
エリンは大学の講師として残るために努力をしているが、過去に出した本がトンデモ科学の部類、いわゆるゴースト=非科学的とみなされて、大学の講師としてふさわしくない。
白を切りつつ、共同執筆していたアビーに問い詰めるべく、アビーの勤める学校へ行く。
そこには共同研究者の変人、ホルツマンがいた。
3人はとあるきっかけで古い屋敷の探索に行く。そこでゴーストと遭遇する。
講師の道を諦めたエリンはアビー、ホルツとともにゴースト退治の会社を起こす。
イケメンというだけで採用された頭が空っぽの雑用係、ケヴィンを採用。
そして地下鉄でゴーストと遭遇したパティから相談を受けて地下鉄内でまたしてもゴーストを見つける。
巨漢黒人女性のパティが加わり、4人プラスおバカなケヴィンでゴーストバスターズは運営をする。
とここまでの流れもここからの流れも細かい点は違いはあるが、初代作品とほぼ同じストーリーである。
懐かしくて面白くて。
おバカな雑用係が、マイティ・ソークリス・ヘムズワースである。
イケメンマッチョなおバカという役どころはおそらくあまりないと思う。
ファンは絶叫したいに違いない。
それぞれ個性的な女性4人だが、最もキャラが壊れていて(褒め言葉)面白かったのはホルツマンである。
あのノリは初代作品のビル・マーレイに匹敵する、あるいはそれ以上の壊れっぷり。

映像も良かったけれども、会話が下品で下品すぎずに面白く、もっとヒットしても良かったのにと思う。

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