悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

ベイツモーテル シーズン2

また借りてきてみている。
息子はこのドラマが嫌いで見ない。
いつも女房と私が一緒に見ている。
さて、サイコの原点、ノーマン・ベイツがいかにしてあの殺人鬼となったのかの前半生を描いている作品だが、もはやそんな原作のことは放っておいてもよいくらい風呂敷を広げまくっている感じ。
そしてちゃんとそれがドラマとして成り立っているのがまた良い。
ノーマン役の俳優もだんだんとその風格?を出してきているが、なんといっても主演はノーマンの母親である。
原作には登場しない人物、ノーマンの兄もこのドラマでは重要な役割。
そしてこのドラマの舞台であるこの小さな町には独特のルール、闇の世界があり、つまりマリファナ、麻薬で成り立っている町なのだが、その部分がいろいろな面で影響を及ぼしている。
話が大胆に移り変わり、飽きさせないドラマである。
「24」でも展開が大胆だったが、本当にアメリカのドラマは視聴者を飽きさせないような大胆な展開をよく持ってくる。
それでいてある程度筋が通るようにストーリーを組み立てていくというのは難しい作業だろうなあと思う。

シーズン2から登場した新キャラクター、コディ。
その父親を事故とはいえ、殺してしまったノーマン。(まあこれは事故だが)
取り調べでDNAを採取される。
そしてシーズン1での女性教師の死。
彼女を殺したのは凶悪犯ということになっているが、もう一人のDNAも採取されていた。
そしてそれがノーマンのものと一致。

大胆な展開に次がまた楽しみ。

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