この作品もTSUTAYAで息子が借りてきたものである。
5枚借りると2枚新作を混ぜて1000円なので、つい5枚借りる癖ができた模様。
そしてそのうち2枚の新作が
「ドラゴンハート 最後の闘い」と「ジョーズ・リターン」
それにしてもたくさんある新作の中からよりによってこんなサイテーな
「ジョーズ・リターン」を引き当てる息子はすごいかもしれない。
本当B級作品マニアしか見てはいけない映画である。
ともあれ、もういいだろう。忘れよう。
このミスターGOはDVDを借りた時に予告を見て息子と一緒に借りようと思っていた作品である。
息子は野球に興味はないし、プロ野球の組織や選手についても全くと言っていいほど知らない。
そんな人でも楽しめる映画?なのかもしれない。
これは野球の映画ではない。
では何の映画?当てはめるのが難しい。
サーカスの曲芸のゴリラがその肉体の優位性を武器にプロ野球界に殴り込み。
とんでもない映画である。ストーリーなんてまともに考えるのが馬鹿らしい?
とは言え、真面目に作った映画だし、映像はVFXを駆使した素晴らしい出来なのである。
こんな突拍子もない企画に大金を投じて作成する韓国映画は侮れない。
日本の映画では決して作られない映画だろうと思う。
「いかレスラー」や「えびボクサー」なんかのB級作品とは違う。
はっきりとお金がかかっている映画とわかる出来である。
ストーリーは無茶な点が沢山あるが、演じる俳優の技量も高く、バカバカしくも面白かった。
ゴリラの調教をする主演の女の子があまり可愛くなく、こましゃくれた感じでイマイチ。
どうして彼女がこの映画に出るようになったのかは分からないが、あまり可愛らしい人ではリアリティに欠けるという配慮だろうか?
ハンターと呼ばれる凄腕のエージェントの演技は良かった。
ものすごくどす黒く、これぞ韓国プロ野球?なのかもしれない。
そんな韓国プロ野球にスカウトに来るのが日本の巨人と中日。
中日の球団を代表して訪韓するのがオダギリジョー。
あの頭(ヘアースタイル)はなんだろう。まあ、よい。
けったいな映画ではあるが、CGのクオリティはハリウッドレベルではないだろうか。
お金がかかっている感じは十分である。
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