何かと日本では比べられることが多い。
しかし価格でAmazonに対向するのはいくらなんでも厳しい。
巨大な利益があっても、システム、設備に投資し続け、税金を払わないAmazon。
そして投資した分だけエンドユーザーにはよりよいサービスを提供するようになってきた。
一方の楽天。
日本のネット販売の中では大きな存在だが、楽天自体はショバ代を取るだけであり、しっかりした管理をしているとは言いがたい。
楽天ゴールデンイーグルスの優勝記念セールでの二重価格の問題はその最たる例だろう。
そもそも楽天の優勝セールと楽天の店子とは何ら関係がない。
優勝セールをするなら楽天自身が身銭を切って何かをすべきであり、店子に優勝セールだから割引しろなんておかしな話だ。
まあ、そのあたりはともかく、利用者からすれば大分差がある。
まずは配送料。Amazonは全品無料の配送をやめたが、それでも多くの商品がまだ配送料無料で送ってくれる。
このシステムを楽天に求めても無理だというのはわかる。
しかしユーザーにとってはそんなことは関係ない。安くて便利な方が良いに決まっている。
楽天にも安い商品はあるが、配送料を考えると結局は高くなるし、出店している商店もAmazonよりも信用度は落ちる。
DVDレンタルもよく利用する人間。TSUTAYAはよくお世話になる。
アメリカのブロックバスターが廃業し、レンタル業界は崩壊。
日本はまだそこまで進んでいないとはいえ、アメリカを見ていればそうなるのは時間の問題。
個人経営のレンタルショップはとうの昔に淘汰されたし、本屋もほぼ壊滅状態。
次はそれ以外の小売店にも波及していく。
大型の店舗によって小売店が破壊されたが、通信販売によって大型店舗も危機にさらされている。
家電量販店も悲鳴を上げているらしい。
リアル店舗で商品を見て、店員に相談し、購入は安いネットショップで。
こういうスタイルが主流になっていく。
保証は通販はあてにならないが、メーカー保証がある。
昔ながらの買い物スタイル、商習慣というものが大きく変わってきている。
私もかなりアマゾンで購入することが多くなった。
大阪というマチに住んでいるのでそれほど買い物に不便を感じることはないが、それでも実際の店に行くよりもポチったほうが楽。
Amazonのサイトを見ない日はないというくらい利用している。買う買わないは別にして、価格の相場を見たり評判を見たり。
楽天は…
利用していないなあ。