違法ダウンロード刑事罰化・著作権法改正案が可決・成立 10月1日施行へ - ITmedia NEWS
この法律を成立させた人たちがこういうネット社会に対してどれくらいの見識があるのだろう。
確かに著作物を無断でコピーすることやそれらをネット上で流通させることは著作権というものを侵害していると思う。だが、議論が不十分なまま法律が決まってしまうのが何か恐ろしい感じするのも事実。
またこの世界で厳しいコピー防止を施すとそれをくぐり抜けるほうが編み出され、いたちごっこになってしまう。そういうことを最終的に防ぐことにプラスに成るのであればよい。同時に地デジのコピーアットワンスやデジタル書籍の扱いの難しさを一気に解決し、利便性が増し、普及にはずみがつくのであればよい。逆にそういったところは放置のまま、利用者に不便を押し付けて罰則強化になるのなら辞めて欲しいと思う。
世界の流れから見て日本だけの独自の規格とかもうやめてほしい。
Youtubeを見るのはOK? それを保存して見るのはNG?
今後の新しいサービスに対しても曖昧な基準で罰則強化?当局の恣意的なところでさじ加減はないのか?天下り先のあるところには甘くて、新興の尖ったサービスはドンドンつぶされるというようなことはないのか?
変なジジイたちが徒党を組んで幅を利かせる業界団体の意向で変な規格とかが利用者にゴリ押し。
ITの世界で日本発の画期的なものを生み出せる、そういう文化を後押しできるような法律であることを期待したいが、程遠い気がする。