悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

アイ・フランケンシュタイン

いろいろな映画で目にする俳優がフランケンシュタインとして演じている映画。
CGを多用した特撮で役者も頑張っているが、その手の映像が好きな人向けの映画。
内容はなんとも微妙だった。

アイ・フランケンシュタインアーロン・エッカート
最近見た映画では「エンド・オブ・ホワイトハウス」で大統領役を演じた。
エンド・オブ・ホワイトハウス」や「ダークナイト」では強烈な印象を残したが、しょせんは脇役。
しかし今回は堂々主役である。
しかし作品として主役として胸をはれる作品とも思えなかった。
本人はかなり頑張ったらしく、ムキムキの体を披露している。
混紡を振り回す格闘技もかなり練習したようで雰囲気は出ていた。

特撮も素晴らしく、主役も頑張っているのに何故か評価をつけづらい作品。
やっぱりシナリオというか、ストーリーや設定がしょぼい。
悪魔と人間の守護のためにガーゴイルが戦うという設定がなんだかイマイチわかりづらい。
悪魔ももっと強いのかと思えば、大したことはなく、数も何万もいるわけではない。
人間の60億から比べると無視してもいいくらいな数である。
それで人間界を乗っ取ろうというのがなんだかイマイチ説得力がなさすぎる。
もっと異常な強さがあっても良いと思うが…


全体的に暗いシーンばかりなのも地味さに拍車をかけていると思う。
ま、こういう作品で明るい太陽のもとでくっきりしたシーンを望むのもどうかと思うが。


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