悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

大晦日

久しぶりに紅白歌合戦を少し見た。
子供のころは、大晦日の晩は日本レコード大賞を見て、そのあと紅白歌合戦というのがテレビの王道だった。
姉が歌番組が好きだったので、どうしてもそういう番組を見てしまうしかなかった。
日本レコード大賞は演歌やその時にヒットしたポップスがとっていた。
ヒット曲であることはもちろんだが、歌唱力がどうとか問われていたように思う。
いつの間にか、そんなことは全く評価せず、今やそれほどほしがる人もいないのに仰々しく祭り上げられている商の一つかもしれない。
ピンクレディーレコード大賞をとった時にも嘆かわしいと言われたものだ。
しかしその後はそういう流れは加速し、ついには演歌部門とポップス部門というふうに分けてしまったりとか迷走を続け、権威は全くなくなる。
浜崎あゆみが3年連続とったり、最近はEXILEが3年連続受賞。取らせるに歌手がいないことが最大の原因らしいが、ここ2年はAKB48だそうである。
もっともいちばんCDを売ったのは間違いなくAKB48だからレコード大賞の名前通りの賞である。
売れた量の割にはAKBのCDを持っている人は意外に少ない。
CDのレンタルもあまり人気がないように思う。
当然だ。CDがほしいのではなく、握手券というCDの付録欲しさに大量に買い付ける「AKBオタ」達のためである。
確かに売れてい入るが、一般の人には馴染みがないのである。

ともあれ、日本の歌謡界も終わったなというのは言われて久しい。昨年はK-POP旋風だったが、非難もあった。今年はすでにブームはさったものと思われる。というかもともと作られたブームだったのかもしれない。

格闘技も毎年行なっているが、今年は井岡一翔のタイトルマッチを見た。クリーンな綺麗なボクシングだった。
見ていて不愉快になるような格闘技は年末に見たくない。K1や総合格闘なども面白く無い。今年はなくなったのか。



明日はかなり早起きしないといけない。
仕事始めでもある。元旦くらいは休んでもよさそうだが、そうも行かないらしい。
バタバタと1年が終わり、また新しい年が始まる。

良いお年を迎えましょう!

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