dマガジンを無料体験で初めて、その後も継続している。
すっかりとNTTdocomoの術中にハマったのかな?とも思っている。
知らなければ多分そういうサービスを利用していないだろうし、紙の雑誌を買ってまで読むかというとそうでもない、そういう状態は変わっていないと思う。
考えれば、インターネットが普及してネットで情報を取得するようになって紙ベースの雑誌はほとんど買わなくなった。
ほとんどの人が渡しと同じような感じではないかと思う。
その紙ベースの雑誌を今度はネットで配信して金を取るというなんだかサービスの形態が変わっただけでぐるぐる回っているような気もする。
雑誌の読み放題というサービスも全部のページが全く同じではないので、全部見たい人は書店で買ってね、というスタイルのものもあるが、タダだから、タダ同然だから読むという人は多いと思う。
そのあたりのどこまで無料で配信するかというのもなかなか難しいところだろう。
出し惜しみがすぎるとそもそもその雑誌に興味を失ってしまって見てもらえないということにもなりかねない。
コンテンツに魅力があれば、読み放題のようなサービスに乗せなくても売れる雑誌は作れるのだろう。
というか雑誌として販売する必要もないかもしれない。
有料の電子コンテンツでも本当に価値があれば売れるはず。
Amazonプライムのおためしでプライムビデオを見ている。
見放題と言うのはかなり限定的で、無料だから見てみようかと言うものが多い。
ただ、TSUTAYAでレンタル料金を払って見た映画などが無料で配信されているのを見るとすごく損をした感覚になってしまう。それは私の貧乏性なところかもしれない。
動画配信サービスや雑誌見放題のサービス、あるいはその複合のサービスなど多くの人が利用する時代になったと痛感している。
電子書籍も普及が本格化するのかとも思いつつ、まだまだという気も。
音楽がレコードからCD、そしてMP3などの電子データ、音楽配信などになったように、本もそうなっていくかとも思うが、やはり本と音楽ではその歴史にかなりの差がある。
書物は人間にとって深いつながり、歴史がある。
音楽も人間には大切なものだが、録音した音楽を手軽に聞けるようになったのはまだそれほど歴史がない。本と比べれば。
そういう意味では電子書籍の普及にはまだ時間がかかるのだろうか。
流れは止められないと思うが。