悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

最後の記憶 綾辻行人

綾辻行人の作品をブックオフで女房が格安で入手してきた。
とりあえずどんなものかと読み始めると、痴呆症の親の話である。
なんか暗い話。読んでいてもイマイチ。テンポも上がらず。
作品としてはホラーらしいが、怖さがない。なんかファンタジー系?なのかよくわからない話。
主人公がじれったく、途中でガイド役を務めていた幼なじみとのからみも中途半端でなんかすっきりしない。

母親が50歳で痴呆症が猛烈な勢いで進んでいく。白髪痴呆症というかなりの奇病らしく、遺伝する可能性があり、その恐怖に怯える主人公。
何もかもやる気を失った主人公を励ます幼なじみに連れられて、母のルーツを探る。
そこには不思議な出来事が…
うーん、やっぱり書いていても自分の中でもきちんと消化できていない。はっきり言って今まで読んだ綾辻行人作品の中で一番の駄作だった。

最後の記憶

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