リュック・ベッソン製作の「レオン」の女性版ということで期待しながら見た。
少女時代の主人公カトレアを演じた子役が可愛らしかった。特に目の輝きが素晴らしい。このままっもう少し見ていたかったが、すぐに成人してしまって、殺し屋での活躍が描かれる。
ちょっと脚本が酷い。いくらなんでもこんな馬鹿な殺し屋はいるまい。これだけ緻密に殺しをこなせる一流の殺し屋が自らを誇示するようなことはするまい。
それ以上にドン・ルイスの腰抜けぶりがひどすぎる。たった一人の殺し屋にここまでビビるようではボスは務まるまい。取り巻きの強面の兄さんたちも弱すぎる。
カトレアの父のドン・ファビオが渡したSDカードが何だったのかが気になる。その部分も全く触れられず、またCIAとコロンビアのマフィアとの関係も不明瞭なまま。
なんだかどれをとっても中途半端な感じの映画だった。
主人公はしなやかで格好良かったが、それでもガタイの良い男と肉弾戦で渡り合うというのはちょっと違和感ありすぎ。
見て損はないけど、過大な期待はダメ。レオンとは比べるべくもない。
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