悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

ベイ・ウォッチ ドウェイン・ジョンソン版のワイスピのような映画

ドウェイン・ジョンソン主演の映画です。
いつものように圧倒的なパワーと正義感で突っ走ってくれます。
今回はかなりコメディも入っています。

概要

監督

脚本

製作国 アメリカ 2017年公開 日本劇場未公開

上映時間 116分

製作費 69,000,000ドル

興行収入 177,900,000ドル

キャスト

ミッチ・ブキャナン (ドウェイン・ジョンソン
海難救助に命をかける主人公。
正義感の塊で、膿で起きる不審なことを見落としません。

マット・ブロディ  (ザック・エフロン
元水泳金メダリストだが、ヘマをやらかして今や落ちぶれた青年。
ライフガードとしてやってきます。


C.J.パーカー (ケリー・ロールバッハ)
グラマラスなライフガード

 

ステファニー (イルフェネシュ・ハデラ)
経験豊富で、ミッチの信頼の厚いライフガード

 

ロニー (ジョン・バス)
太っていて運動神経もそれほど良くない青年ですが、コンピューターには詳しい。
C.J.パーカーに憧れを持っています。

 

ヴィクトリア・リーズ (プリヤンカー・チョープラー)
やり手の実業家で、有力な議員を買収し、このベイを支配しようとしています。


 

あらすじ

ミッチ・ブキャナンはビーチで事故を防ぐための救助隊の隊長です。
彼に救われた人は大変多く、このビーチではとても有名な人物。
正義感が強く、ビーチの安全だけでなく、怪しい人たちの動きにもチェックしています。
今年もこのビーチのライフガードのテストの日が近づいています。
ロニーはこの仕事に憧れてライフガードを目指し、今年もテストを受けるのです。
ロニーのあこがれの人はグラマラスなライフガードのCJ・パーカー。
そんなライフガードに加わろうとしていたのが元オリンピック金メダリストのマット・ブロディです。
彼は金メダリストとして一躍ヒーローになったものの、リレーで醜態を見せてしまい、スポンサーも離れてしまいます。
金メダリストとしてのプライドからか、この仕事に対して舐めてかかっているのでした。
ミッチはそんなブロディを認めず、テストで自分との違いを見せつけます。
そんなブロディですが、行くあてもなく、結局は見習いのような形でライフガードの仕事につくのでした。

このビーチを支配しようと企むのがヴィクトリア・リーズという女性です。
やりての実業家なのですが、彼女はこの街のあらゆる人物に賄賂を送ったり、弱みを掴んだりしながら支配を強めています。

ミッチはある日、怪しい「薬」を発見。
そしてその調査のためにヴィクトリアの開催するパーティに仲間とともに参加し、探っていくのです。
悪党ヴィクトリアに立ち向かうミッチたちですが、彼の上席たちはすでにヴィクトリアの鼻薬が回っているのです。

感想

ものすごくわかりやすいストーリーです。
ドウェイン・ジョンソンが主人公ですから、圧倒的なパワーと能力で悪漢たちをぶちのめす!といういつものパターンなのですが、あくまでこのビーチのライフセーバーの一人に過ぎない役柄で、途中でその身分を剥奪されてしまうのです。
もう一人の主要人物であるブロディも、オリンピック選手ということで運動神経は抜群の役柄ですが、どうもコメディの要素があります。
そしてお笑い担当はロニーを演じるちょっと小太りの青年。
彼らとともに美しい女性ライフガードたちを挟んで、悪党たちの悪だくみを白日に晒す!というもう定番の流れなんですね。
美しい海とともに正義感あふれる主人公が圧巻どもをぶちのめしてくれます。

ワイスピのような映画と評したのは、主人公ミッチのセリフがそのまんまパクリ?と思えるからですね。
ライフセーバーたち、仲間を「俺たちは家族だ」なんて言いますからね。
ワイルドスピードシリーズも当初は街レーサーの話だったと思うのですが、だんだんスケールが大きくなって、仲間との絆、友情を飛び越えて、「俺たちは家族」というのをキーワードにしていたと思うんですね。
これらの言葉を陳腐な言葉だと罵るわけではないですが、やはりずっと同じような調子であれば、チープな響きに聞こえてしまいます。
ワイスピにドウェイン・ジョンソンが今後、登場することはないでしょう。
何と言ってもあの映画はヴィン・ディーゼルの映画で、ドウェイン・ジョンソンとは犬猿の仲で今後一緒に仕事をすることはないとか。
そんな2人はキャラがかぶるのか、セリフまで同じというのはどうなんでしょうね。

 

 

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