悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー 

息子と一緒に見に行こうと思っていた映画。
GW期間中は仕事でしたが、ようやく時間が取れたので見に行ってきました。

 

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90分ほどの短い映画ですが、次々と変わっていく画面と展開で、本当にあっという間でした。
製作費は1億ドルとCG映画ですがやはり相当お金もかけている映画です。
ミニオンズ等のアニメを作っているハリウッドでも最先端の技術を持つ映像集団、イルミネーションが作っている映画だけあって、そのクオリティはさすがというものです。

あらすじ

ペンギンの住む国に攻め込んだクッパ軍。
クッパの侵略に立ち向かうペンギンたちでしたが、クッパの手下のカメックの魔法やクッパの火炎放射に破れ去ります。
そしてクッパは強力な力を持つスーパースターを手に入れるのでした。

場所は変わり、ブルックリンの街。
脱サラして兄妹で配管工事の会社を立ち上げたマリオとルイージ
テレビコマーシャルも出して、さあ、これからしっかりと仕事を~と張り切っていましたが、はじめて依頼を受けた仕事をしますが、うまくいきません。
そんなときにブルックリンの地下の水道管が破裂するという騒動が発生。
これこそ自分たちの使命だと駆けつける二人でしたが、水道管に吸い込まれて2人はそれぞれ別の世界にワープします。

マリオはキノコ王国に来ましたが、弟のルイージは、カロンやヘイホー達がいるダークワールドに飛ばされていました。
マリオはキノコ王国キノピオに導かれ、ピーチ姫と会うことになりました。
マリオから話を聞いたピーチ姫は、弟のルイージがダーク・ワールドに行ってしまい、おそらくクッパたちに拘束されていると考えます。
ピーチ姫は、キノコ王国クッパの侵略に対抗するために、コング王国の力を借りたい思っているのでした。

マリオのへこたれない姿を知り、ピーチ姫はマリオとキノピオを連れて、コング王国に向かいます。
マリオたちはクッパ軍を止めることが出来るのでしょうか?
またルイージを無事に救出することが出来るのでしょうか?

 

 

感想など(この映画の批評について)

あっという間に見終わったというくらい、展開がスムーズで飽きさせない映画ですね。
マリオブラザーズというおそらく世界でいちばん有名なテレビゲームの主人公。
マリオなんて今更子供っぽいという意見もありますが、還暦に近い私の世代でも若い頃にはファミコンなどでプレイしています。
もちろん息子や娘もマリオは大好きで、さんざん遊び倒したと思うんですね。
これだけな核にわたって愛されてきたキャラクターですから、もはやディズニーのミッキーマウスたちと同じくらいの影響力があるのではないかと思います。
年配の人も小さい子供もそれぞれ、マリオに対する思い入れがあって、それぞれの世代で楽しめるようになっている映画だなと思うんですね。
海外の映画の評価では「内容が薄い」とか辛口に評価されています。
確かにストーリー自体はそんなに深い話でもないですし、感動の押し売りみたいな映画ではありません。
この映画を見て感動したというものではないにせよ、見ていてただ楽しいという映画でした。
またマニアックなファンにも楽しめる内容で、たとえば、マリオが映画の中でプレイしているゲームが任天堂の古いゲーム作品の一つである「パルテナの鏡」だったりとか、他にもたくさんありそうです。
もうゲーム愛というか、任天堂愛に満ち溢れた映画で、ゲームファンならそういう意味での感動があるかもしれません。
特別マリオファンではない私でもこの映画は楽しくて仕方がないです。
映像も綺麗ですし、変なストーリーでキャラクターに違和感を感じたりということがありません。

こんなにも楽しい映画で、それは興行収入にも現れています。
GWというのもあるかもしれませんが、すでに日本だけでも65億円を突破、世界では10億ドル以上で、アニメ映画ではアナ雪超え文字感の問題ではないかと言われています。
そんなファンに愛される映画を評論家はなぜ厳しい低評価にしているのか?
映画評論家という仕事がいらないということはありません。
評論家の解説でスッと納得できる難解な映画もありますし、見てみようと思うこともあります。
ただ、評論家が推す映画が必ずヒットするかというと、そうでもないというのが本当のところです。
商を取った映画が大ヒットするのか?と言われる塗装でもないのと同じですよね。
この映画は評論家にとって、仕事にならない映画なんだと思います。
きっと評論家は、この映画を見て解説をするところがないんだろうと。
わかりやすいストーリー。
スムーズな展開。
子供向けでもあるにもかかわらず、大人が見てもくだらないと思わない高いクオリティ。
でも何か評価しないといけない。
だからストーリーが浅い、内容が薄いと。
それにゲーム会社と言うのは映画業界にとっては驚異でもあり、多分いろいろな大人の事情があっての評価となっている気がします。
興行収入が全てとは言いませんが、ヒットした映画にはヒットした理由がかならずあると思います。

先日見たソニックも楽しく面白い映画でしたが、ソニック以上に有名人であるマリオですから、ヒットするのも当然でしょうね。

 

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