悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

最近話題になっていること 還暦前オヤジの長いつぶやき

節分でしたが、豆まきもせず、恵方巻きも切られた状態の巻きずしを今朝の朝食でいただくなど信心深さのかけらもないような行動ですが、一応無病息災を願う心は持っているつもりです。

さて、最近の話題といえば、Twitterがまたしても「バカ製造機」となってえらい騒ぎを引き起こしています。
今回は、はま寿司での迷惑行為動画に始まり、スシローでの気持ち悪い行為の連発と言ったものです。


こんなものをテレビで何度も取り上げるというのもどうかとは思うのですが、庶民の「感情」というものは動かされやすく、わかりやすいもの、批判しやすいものに飛びつきます。
(書きながら自分もそうだと気づいています)
迷惑動画、炎上狙いというようなものを含めて、今回が初めてではなく、おでんツンツン事件やら、ピザ屋で生地を顔パックにしたりとか、似たようなバカなことを本人たちは「ウケてる~」と勘違いして投稿をしているわけです。
今回の連中が過去のこういった大騒動を知っていたのかどうかはともかく、やっていることが不快感を与えるということを想像できない人であるのは間違いありません。
ウケればいい、バズれば~という気持ち、エライ先生方の言葉を借りれば、「肥大化した自己承認欲求」が引き起こした事件というのでしょうかね。
かくいう私もインターネットでたまに意見っぽいことを書いたりしていますが、それは自分の存在を誰かに向かって発信したいからに他ならないと思うのですね。
まあ、ベースが日記で自分のための備忘録という意味合いが強いですけどね。

 


特殊詐欺グループの大物とされる「ルフィ」たちのグループの話題も連日テレビやネットで賑わっています。
やはり「ルフィ」という国民的なアニメ作品の主人公の名前をハンドルネームとして使っているというインパクトが多いのか、本家のワンピース、とりわけファンの間では風評被害だ!という意見もあったりと、これらのニュースも大きく取り上げられています。
4人の大物とされる人たちはフィリピンの刑務所にいて、その中から日本にいる兵隊を動かして違法な方法によりお金を得ているというまさに映画さながらのような状態です。
この事件で思い出した映画がニコライ・コスター・ワルドー主演の「ブラッド・スローン」です。
刑務所内で闇の世界を牛耳る黒幕という設定です。
フィリピンの刑務所は、本当に金次第でもどうにでもなるようで、そんな国に対して日本の国家は何も手を出せないものなのでしょうかね。
お金は出すけど口は出せないと言うか、ほんとうの意味での政治力皆無な気がします。

 

ブラッド・スローン(吹替版)

ブラッド・スローン(吹替版)

  • ニコライ・コスター=ワルドー
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さて政治の話になりました。
政治の話となると愚痴や文句しか出てこないので、あんまり政治については書いてこなかったのですが、自民党政権がひどすぎます。
昨年の安倍元首相の殺害で明るみに出た統一教会とのズブズブの関係。
それをどうにもできないのは連立政権内にすでに入り込んでいる創価学会公明党
そもそも宗教を母体としている政党がある事自体がおかしなものです。
ま、創価学会は今回の話題ではありませんが、自民党世襲ばかりのボンボン政権で、頭の中は自分の地位や大臣の椅子と言った者にしか興味がなく、この国の将来を考えての行動とは思えません。
殺された人、死者に鞭打つようなことになりますが、安倍政権時代が長く続いたせいでひどくおかしなことがまかり通るようになったことは事実でしょう。
今の政権にいある自民党議員の中にもそういう意識がスタンダードとして根付いてしまった気がします。
もう腐りきってしまった組織ですね。
安倍氏の功罪は罪のほうが圧倒的に大きいです。
そういったことをおざなりにして国費を使って国葬をしたと言うのはどうなのでしょうね。
「民主よりマシ」という合言葉で、この平成時代の後半を自民政権が選挙で勝ち続けました。

たしかに民主政権時代はひどかったですが、それでも今より随分とマシな気がします。
今の時代は「あの酷い民主のほうがマシ」ということです。
ま、今の民主党がいいとはとても言えません。
民主党推しにはなれませんが、自民党はありえません。
有能な政治家は自民に多いというご意見もあろうかと思いますが、心ある政治家なら今の自民党政治を許せるはずもなく、外に飛び出すはずです。
それをしない政治家は、有能であっても「心のない政治家」です。
国民の生活や将来よりも自らの地位や名誉を重んじる人間で、ある意味有能であればあるほどたちが悪いとも言えるかもしれません。
頭がよく能力があるにも関わらず、正しい行動を取らない人は、無能な人間よりも権力の座につくとその影響力は計り知れません。
人物本位とは言え、自民から出馬する人間に対してはこう思っています。

岸田内閣、ボロボロです。
そして口から出るのは「増税」しかありません。
自分の息子を秘書にして、海外で閣僚のお土産を購入するために公費で公用車を利用するなど庶民の感覚からは遠くはなれています。
すでに岸田首相自身が3代目の世襲バリバリの議員で、そもそもそんな感覚すら持ち合わせていないのです。
世襲が問題になっているという意識があるなら、そもそも政治経験もない若い息子を秘書官にしたりしません。
御本人も世襲であり、「世襲の何が悪いねん~庶民共が~」という半ば開き直りというか、厚かましさを感じます。
いや、そんな感覚すらないのかもしれません。
なにせ御本人が世襲三世ですからね~、異次元ですからね~。
異次元の少子化対策なんて言葉を使ってみても、蓋を開けたらなんてことないつまらないことばかり。
異次元の意味をわかっているとも思えず、言葉遊びに終始しています。
都合の悪いことには答えず、耳障りのいい言葉を使って逃げているだけです。
世論ではもう持たないと言われていますが、それでも圧倒的な数の力で、どれだけ批判にさらされていても分厚い面の皮という鎧をまとっているので、のうのうをしていくつもりなんでしょう。
岸田の名前を見るだけで不快になります。

さて私のような庶民ができることは何でしょうか。
不幸を囲って拗ねて生きる?
建設的ではありませんね。
楽しくもなんともありません。
そういう生き方をすると、「人の不幸は蜜の味」みたいなものすごく後ろ向きで嫌な人生を生きることになります。
これからの若い人たちにそういう気持ちにさせないような世の中にしていかないといけません。
自分の人生はしっかりと生きることは当然としても、他人に迷惑をかけない範囲であることは言うまでもありません。
そしてこれからの世の中を良くしていくためには、その進むべき道を作っていく政治に対して真面目に考えることです。
投票に行かないなんて言う選択肢はありえません。
まずは真面目に政治に向き合って、正しい投票行為をすることです。
「面白いから」とか「有名人だから」とかの安易な理由でなく、その立候補者の背後なども知る努力をすべきです。
今の政治を変えたいなら、今の政権政党に投票する事はありえません。
長らく続いている自民党独裁を壊すために私たちは清き一票を行使できるのです。
選挙、それがいつになるのかわかりませんが、自分の未来の為にも、この民主主義に与えられたパワーである投票は大切な行為。
投票を放棄することは、自ら民主主義を否定し、奴隷となることを選んでいると言ってもいいかもしれません。

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