悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

ファイアーエムブレム風花雪月

先日、Yahooのニュースで「ソニーはなぜPCゲーム事業を強化するのか?」という記事がありました。
パソコンに関係する仕事ですし、自身もゲームパソコンを使っていたりします。
なのでPCゲームには十分興味のある方だと思っていますが、PCでゲームをするのは、何しろ面倒なことも多いのです。

それでもPCでゲームをすると、テレビゲームよりも快適なことも多いのです。
今や、テレビも高解像度なので、高解像度画面で快適にプレイすると言うのはPCの独壇場ではありませんが、私がパソコンやらゲームやらを始めた当時は、テレビゲームはブラウン管で、RFスイッチを繋いでやるファミコン
画質はガビガビでテキストを読むのには向いていません。
Windowsがまだ普及する前の時代はPC-8801PC-9801というものがありました。
今から思えばとてもしょぼい性能しかないパソコンなのですが、それでもテレビに繋いでプレイするゲームよりも遥かにくっきりとした画像でした。
画像そのものよりもテキストがきちんと読めるゲームとなるとテレビに繋ぐゲームとは段違いに快適だったのです。
ハマったのは抄本三国志
PC-9801で結構遊びました。
ファミコンでも出ていたのは知っていましたが、一度パソコンでやってみるとファミコンを始めとするテレビに接続するゲームに戻ろうとは思えなかったですね。
もちろんマリオなんかは普通にファミコンで遊ぶしかなかったのですけどね。

脱線しましたが、このニュースでは、以下のように書かれていました。
引用~
2019年度実績では1割以下だったPC向けゲームのタイトル数を、2025年度には約3割程度にまで拡大することを公表。ここに2022年度以降に事業を本格化するモバイル向けゲームを加えて、半分弱の構成比にまで高める。PlayStation向けタイトル数は半分強になる。

~終わり

ソニーのゲーム事業はプレイステーションという据え置き機を中心に展開しています。
しかし、ここにきていわゆるコンシューマー機と言われるゲーム機には将来性があまりないのではないかと言われていました。
そもそもソニープレイステーションマイクロソフトXboxで提供されているゲームは一部の独占タイトルを除いて、ほとんどパソコンでプレイできます。
そしてその性能ではお金をかけたパソコンにはあらゆる点でかなわないということです。
私はコンシューマー機であるプレイステーション4も持っていますが、最近は全くプレイステーション用のソフトウェアは購入していません。
魅力あるソフトウェアはたしかにありますが、そのほとんどがパソコンで利用できるためです。
そういった流れを受けて、今後はパソコン・ゲームにも力を入れ、プレイステーションのゲーム比率を下げていくようです。
ある意味大転換ですね。
以前からコンシューマー機の存在価値には疑問がたくさんありましたので、自然の成り行きだろうな、と思っています。
もちろん、コンシューマー機の場合、中古ソフトで安く購入できるメリットもありますが、PCソフトの場合、Steamというプラットフォームが強力で、年に何度かセールをやりますが、そのタイミングで購入するとかなりお安く手に入ります。
私は過去にプレイステーションでプレイした「龍が如く」などもパソコンで購入して楽しんでいたりします。
そしてPCゲームならではのMODというツールを使っての改造という楽しみ方もあります。
FalloutSkyrimといったBethesdaのRPGなんかはMODありきで、未だにファンが根強く遊んでいますよね。
こういった文化が根強いアメリカやヨーロッパでは、もともとゲームはPCでやるものと言う考えがあるため、日本ほどコンシューマー機は主流ではないのです。
そういう流れがあるため、日本でもゲーマーと呼ばれる人たちを中心にPCゲームは伸びています。

その反対に手軽なゲームはスマートフォン
携帯ゲーム機は日本では人気がありますが、海外ではそもそも日本ほど普及していませんし、将来性を考えるとスマートフォンに取り込まれてしまう可能性があります。

 

そんな事を言いつつ、娘からもらった任天堂Switchでゲームを楽しんでいます。
もらってからは「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」(BoW)を手始めに、第9章で止まっている「ゼノブレイド2」、そして今やっているのが「ファイアーエムブレム風花雪月」。
いずれのソフトも最新からは程遠く、BoWはSwitchの登場と同時、2017年3月、ゼノブレイド2も2017年12月、この3つの中では一番新しい風花雪月も2019年7月ですからおよそ3年前のソフトなんですね。
今更楽しむっていうのもどうなのかと思うのですが、結構ハマりますね。

 

 

画像は任天堂様より

 

 


www.youtube.com

 

 

この風花雪月についていろんなサイトで攻略やら、プレイレポートやら情報があります。
プレイしてみると、それらを読むのも楽しかったりします。
すでに3年になろうとしているのに、未だに人気は衰えていない気がします。
BoWといい、ゼノブレイド2といい、この風花雪月といい、任天堂Switchのソフトは完成度が素晴らしく、中古になってもあんまり値段が落ちていません。
これほど年数が立っているにも関わらず、です。
だからこそ、任天堂にはPCでゲームを出す理由がないのかも知れません。
似たようなゲームはPC二たくさんありますが、細かい点で任天堂のソフトにはかなわないのかな?と思ってしまいますね。
独自路線ですね。

さて、この風花雪月ゲームがスルメゲームと言われるのは、エンディングは一応ありますが、一回プレイして終わりではなく、何度もやり込むことを前提に作られているということでしょう。
舞台はフォドラという架空の世界、中世ヨーロッパのようなイメージですが、剣と魔法の王道RPGの世界です。
主人公はこのフォドラの中央に位置するガルグ=マク大修道院士官学校の教師となって生徒たちを教育してくのですが、それぞれのクラスには特徴のある生徒たちがいます。
初めから3クラスあり、どのクラスを選ぶのかによってかなり印象が変わるわけです。
一つのクラスだけをプレイしてもこの世界観のすべてがわからないので、やはり3クラスともプレイしなければだめなのでしょう。
クラスは黒鷲(赤)、青獅子(青)、金鹿(黄)と分かれています。
黒鷲学級の級長はエーデルガルト。
黒鷲なのに赤?というツッコミは、とりあえず無視です。
彼女は、アドラステア帝国の第一皇位継承者です。
可愛らしい女性ですが、かなりプライドが高そうな感じです。
まだエーデルガルトのクラスを見たことがないのでわかりません。

青獅子はファーガス神聖王国の皇太子ディミトリが級長です。
イケメンです。
現在プレイ中ですが、パワーがすごいタイプです。
女性もいますが、イメージとしては暑苦しい男子がいるクラスですね。

金鹿は諸侯同盟の代表リーガン家の嫡子であるクロードが級長です。
ここは王国ではなく、貴族の名家が同盟を組んでこの領地を治めている国家です。
級長のクロードは弓の名手で、なかなかの策士のイメージですが、他のクラスと違って一番自由な雰囲気のあるクラスです。
他のクラスにも平民はいますが、このクラスだけは平民の割合が多いと思います。

3つのクラスの級長は3つの国の代表でもあります。
つまり、この3つの国は三国志のように三つ巴となって、微妙なバランスの上に成り立っているのです。
だからこそ、彼らは士官学校で戦についてしっかりと学んでいかなければならないという設定です。
第一部では、彼ら学生とこの士官学校で教育しつつも学園生活を楽しむのです。
もちろん様々な事件もあり、平穏な学校生活とはいえませんが、それでも第一部は平和です。
第二部は、それから5年後の世界です。
三国はそれぞれの思惑を持って動いており、すでに三つ巴の戦争状態になっています。
選んだクラスの生徒達を率いて、かつて学校で色々と触れ合ってきた仲間同士の血みどろの闘いが始まるのです。
クラスには級長を含めて主要キャラクターは8名おり、それぞれに色んな悩みや背景があるのです。
それらが描かれている部分が大きいので、ゲームのコマとして戦って殺すということに非常に抵抗を感じるゲームとなっています。

私は金鹿学級でとりあえずプレイしましたが、おそらく100時間以上はかかっている気がします。
今は青獅子学級で2回めをやり始めています。
寝不足の原因のひとつかも知れませんね。

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