悪魔の尻尾

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ホークス東浜投手、ノーヒットノーラン達成

下書きをしていた記事の続きを書こうと思っていましたが、ニュースを見て今日は野球に変更しました。




ホークスの東浜投手が本日ノーヒットノーランを達成。
今年は佐々木朗希投手が2試合続けて完全試合をしそうなとんでもない年で、つい先日も中日の大野雄大投手がほぼ完全試合を成し遂げていました。

そのため、ノーヒットノーランというものの凄さをあまり感じなくなってしまっているのが残念なところ。
ところがホークスのような伝統的なチームでもこれまで大昔の南海時代の別所さんと近年ではエースの千賀投手がやっただけで、これでチーム3人目の記録ですから、やはりとてつもない価値のある記録なんですね。
あの4連投で巨人を倒した杉浦忠さんですら、ノーヒットノーランはなかったのですね。
ドラフト1位の東浜投手も入団時から期待されていました。
2017年には最多勝を獲得するものの、ここのところはそれほど活躍できていなかったです。
佐々木朗希投手のような豪速球で手も足も出ないというタイプではなく、どちらかというと地味な投手ですが、ノーヒットノーランをやってのけました。



それにしても今年のパ・リーグは異常ですね。
何と言っても今年のパ・リーグは投高打低。
完全試合の佐々木朗希投手はその象徴のような気がしますが、中でも負けない楽天が強力な投手陣を擁しているのが大きいと感じます。
楽天が今日は負けたようですが、昨日時点では敗戦はわずかに6つ。
勝率は8割です。
すごすぎます。
強力な投手陣がここまで防御率2.38と素晴らしい数字を上げています。
昨年はメジャーから復帰して期待されたマー君こと田中将大投手でしたが、打線の援護に恵まれず、あまり勝ち星をあげることができませんでした。
今年は現在、防御率も1.17とすごい数字になっています。

ホークスのエース千賀投手も防御率1.26というすさまじい安定ぶり。
チーム全体も2.76と素晴らしいです。
まあ、このチームは投手陣はなんだかんだ言いながらもいいですからね。


驚くのは投手はそれほどでもないと思われていた西武が今年は防御率2.41とすごい数字になっていることです。
どちらかというと打力のチームのイメージがあるんですけどね。

完全試合男の佐々木朗希投手のいるロッテも防御率2.89という数字。

昨年のパ・リーグの覇者のオリックスはここまであまり勝てていませんが、それでも防御率は2.97と5位ながらに2点台なのですね。
大エースの山本由伸投手はともかく、山岡泰輔投手の防御率はなんと驚異の0.89ですから、凄まじいです。

さて6位の最下位に甘んじているのはビッグボス率いる日本ハムファイターズ
このチームだけが防御率2点台ではなく4.11です。
他の5球団が2点台というのが異常で、4点台というのが特別悪いわけではありません。
パ・リーグは昨年も投高打低でしたが、今年はそれに輪をかけてという感じです。

 

投高のもとになっているのは飛ばないボールとも言われています。
よくホームランが飛び出した年には飛ぶボールということが言われていました。
その逆ですね。
でも飛ばないボールと言われていた年でもポンポンホームランを打つおかわり君中村剛也選手)のような人もいました。
ともあれ、飛ぶボールがあれば、今年のように飛ばないボールと言う影響もあるのかも知れません。

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