悪魔の尻尾

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グレート・ホワイト 大海原に取り残された人たち

先日、U-Nextで視聴した映画です。
実話ベースではないですが、「オープン・ウォーター」と似た映画です。
AmazonPrimeビデオにもあるようですね。

映画の概要

監督:マーティン・ウィルソン

脚本:マイケル・ボウゲン

製作国:オーストラリア

公開:2021年

上映時間:91分

制作費:

興行収入:635,100ドル

キャスト

チャーリー・ブロディ(アーロン・ヤクベンコ)
海洋学者で小型の水上艇でのツアー会社を営むパイロット。

キャズ・フェローズ(カタリーナ・ボウデン)
元看護師で今は彼氏のチャーリーに従って水上艇の助手として働く女性。

ミッシェル・ミナセ(キミエ・ツカコシ)
日本人で祖父の遺灰を発見された島に納めるためにやってきました。

ジョウジ・ミナセ(ティム・カノ)
ミッシェルの夫で投資関係の仕事をしているお金持ち。
しかし過去に溺れた経験から海や水が嫌い人物。

ベニー(テ・コエ・トゥハカ)
水上艇のツアーでもシェフ担当。


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内容

チャーリーとキャズは仲の良いカップルですが、生業としている小型の水上艇を使ったツアー会社の経営は厳しい状況です。

ツアー客の予約が入りました。
日系人のミナセ夫妻です。
ジョウジ・ミナセは投資顧問でお金持ち。
妻のミッシェルの祖父はある島で発見された人物。
祖父の遺灰をその島に残していくつもりでした。
彼らの希望する島へと飛び立ちます。

ところが、その島で死体を発見します。
その死体はサメに襲われたことを物語っていました。
死体から出てきたスマートフォンから、他にも人がいる可能性が濃厚でした。
パイロットでもあるチャーリーは、元は海洋生物学者でサメの専門家でもあります。
彼は他の被害者たちの捜索を使用と提案します。
ジョウジ・ミナセはそれに反対しますが、結局、水上艇に同乗して捜索をすることになります。
大海原の真ん中で転覆しているヨットを発見。
このツアーのシェフでもあるベニーが、ヨット内を探し、死体を発見しますが、そんなときに巨大なサメが水上艇を襲撃し、機体は沈没。
なんとか救命ボートを取り出しそこに避難します。
大海原に放り出された5人の人間。

救命ボートにある簡易なオールは2本。
彼らは交代でボートを漕ぎます。
岸まで150キロほどあるといいます。

次第に疲労が見える彼らに巨大なサメが襲いかかります。
果たして彼らの運命は?

感想

大海原に取り残された人間という点で、「オープン・ウォーター」という映画に近いものを感じる映画です。
ただ、あの映画と比べるとお金はかかっています。
製作費は色々調べてみましたが、定かではありません。
興行収入は635,000ドルほどですから多分赤字なんでしょうね。
オープン・ウォーターのように120,000ドル程度の製作費ではないはずです。
CGも使っていますし、水上艇も飛ばしています。
ロケ地に選ばれた海、島もとても綺麗で、その部分は「ロスト・バケーション」のようでもあります。
シャーク・ナイト」のような悪い人間たちという仕掛けはありませんが、巨大なホホジロザメ(Great White Shark)が襲いかかってきます。
撮影も独特で、真上からの救命ボートとその下に移る巨大なサメの影が印象的。
また逆に水の下から真上にある救命ボートの映像などもありました。
サメももちろん実物を使って撮影ということはありえませんので、「オープン・ウォーター」のような映像とは違い、映画クオリティです。

まあ、この手の映画にはツッコミどころは色々あるのですが、誰が死んで誰が生き残るかと言うのがなんとなく序盤でわかってきます。
過去にサメに襲われて、大怪我をした海洋学者のチャーリーがが入院先で知り合った看護師がキャズという女性で、ドラマとしての背景も一応あります。
チャーリーはサメをよく知っており、サメと立ち向かって戦うというのも予定通りの展開です。

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