悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

ロスト・バケーション

 

日曜日は休みとなり、髪の毛も見苦しくなってきましたので、散髪へ行ってきました。
髪の量はかなり少なくなってきましたので、そういう割引はないものかと思ったりします。
散髪屋に言わせれば、少ない髪の量の人ほど、こまめに手入れしないと、見苦しくなるそうで、私なんかはもっと頻繁に散髪するべきだということらしいです。

息子と一緒に散髪をし、その後は妻と合流してから食事。
心斎橋パルコ後家にある寿司センターと言うところでお寿司を食べ、生ビールと美味しいお酒を飲んで帰ってきました。
日曜日ということもあり、ランチの時間はとっくに終わり、晩御飯にしてはかなり早めと言う中途半端な時間でしたが、かなり混み合っていましたね。

 

まずはビール。
突き出しにはマグロの中落ちですね。

生タコや鯛、マグロ、トロ鉄火巻、などをのお寿司を食べました。
お腹が減っていたのか、写真を取り忘れてしまいました。

 

獺祭は家にあるので、今日は「羽根屋」と言うお酒を最初にいただきました。
甘口ではないと思いますが、とても美味しいお酒。
こんな美味しいお酒が390円で飲めるというのはなかなかないと思います。
2杯目は「あたごの松」。
こちらも飲みやすくてとても美味しいお酒ですね。

 

お酒の肴にはこの店の名物となっている「ふくとうふ」。
ふぐが入った湯豆腐ですが、480円というリーズナブルなお値段。
めちゃ美味かったです。

 

帰宅後は、贅沢したので質素にお茶漬けを頂きました。

その後、久しぶりの映画を見ることになりました。
最近は通勤時の読書は相変わらずなのですが、映画は時間が取れずに全く見ていません。

サメのフィギュアに触発された息子がサメの映画を見よう!と言い出したため、U-Nextに無料体験の契約をしました。
ありがたいサービスですね。

 


というわけで、見た映画は「ロスト・バケーション」と言う映画です。

もう、静かな映画です。
メインの俳優は一人ですからね。
きれいな海でサーフィンをするためにやってきた女子医大生がサメに襲われると言う映画です。

(長い前置きやな~)

映画の概要

監督 ジャウム・コレット・セラ

脚本 アンソニー・ジャスウィンスキー

出演 ブレイク・ライブリー

上映時間 86分

制作費 17,000,000ドル

興行収入 119,100,000ドル

公開 2016年アメリ

あらすじ

主人公の女性は、若く医者を目指す大学生。
彼女の母もまたサーファーで、母のとっておきのサーフスポットを訪れたのでした。
どうやら母は病気でなくなったらしく、医者を目指す彼女は、助けられない命というものに迷いを感じているようなのでした。
心を癒やすためにやってきた母の思い出の海。
とても綺麗な海で、素晴らしい波が立っています。

地元のサーファーもいて、一緒に波乗りを楽しむのです。
夕刻になり、地元のサーファーは引き上げますが、彼女はもう1本波に乗ってから帰ると告げます。
それが不幸の始まりでした。
彼女が発見したのはザトウクジラの死体。
そしてそれを襲ったのは巨大なサメであることを知ります。
サメを発見した彼女はすぐにザトウクジラの上に逃げますが、サメのアタックによってそこにとどまることはできなくなります。
必死の思い出たどり着いた岩場ですが、そこも満潮になるとほとんど沈んでいる状態です。
彼女はサメに襲われたときの怪我で足に大怪我を負ってしまいます。
医者の卵だけあって、どうも何もない中で、応急的な処置を施します。
そうして一晩過ぎました。

サメはこのそばに潜んでおり、海岸へ戻ることができません。
次の日になり、前日に一緒に遊んでいたサーファーがやってきました。
彼女を見つけ、やって来ようとしています。
彼女はサメがいるので、来るのは良くないと告げますが、彼らは「ここにはサメはいない」と告げて、やって来ようとするのです。
ふたりともサメのエジキとなってしまいます。

その後も必死に生きようと海岸で寝ていた酔っぱらいに大声を出して助けを求めます。
酔っ払いは、困っている彼女を放っておいて、彼女の荷物を盗みました。
そして海に浮かぶサーフボードを発見し、それも持ち去ろうと考えたのでしょう。
しかしバチがあたったのか、酔っぱらいもサメのエジキとなってしまいます。

自力で何とかするしかなく、彼女はそばにあるブイまでなんとかたどり着きます。
底にあったのは緊急を知らせる発煙筒でしたが、そばを通る船は気づいてくれませんでした。

そして最後のサメとの戦いが始まるのです。

感想

静かな映画です。
ほぼ演じているのは、主人公の女性だけという映画です。
もちろん、この場所に連れてきてくれた親切な地元の人もいますし、地元のサーファー二人も出てきます。
彼女の家族である、父、妹も少しだけ登場します。
しかし、ほとんどのシーンは彼女のみです。
音楽というのもあえて消しているのでしょうか。
無音のシーンが多いのです。
環境音のみでバックミュージックがない、というのもある意味恐怖を掻き立てる要素となっています。

こんなシンプルな映画ですから、かなりの低予算かと思いきや、1700万ドルもかかっているんですね。
やっぱり役者が少なくても、これだけのクオリティのためにはこの程度のお金はかかるということでしょう。
美しい海、見事なサーフィンのシーンなどのクオリティは高いです。
サーフボードを小脇に抱えて、人気のアイドルを水着で登場させて終わりみたいな映画ではなく、サーフィンのシーンは圧巻です。
この女優さんが凄いなあと思っていたのですが、どうやらサーフィンのシーンはプロがやっていたようです。
しかしパドリングやその他、かなり訓練したのか、とても格好いいのですね。
ちなみに主演のブレイク・ライブリーという女優は、デッドプールを演じていたライアン・レイノルズさんの奥さんだそうです。
スラリとした長身の彼女。
スポーティな美女ですが、極限の状態まで追い込まれた演技は素晴らしいです。
やつれ具合や怪我などのシーンもかなり痛々しく、恐怖よりそちらのほうが目を背けてしまいましたね。


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