悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

シルバーシートとマナーについて思うこと

天気がよく、桜もかなり咲いてきましたね。

とても気持ちの良い朝でした。

 

気持ちの良い朝でしたが、通勤中に水を差すような気分にされてくれたのが、通勤電車内のマナー。

善意で成り立っているはずのシルバーシートの利用について、思うことがあります。

まず、空席があるなら、若い人でも座って良いと思いますね。

満員電車でシルバーシートに空席があるのは無駄ですし、一人座ることで、多少隙間ができるので、頑なに座らないなら座りたい人に、シルバーシートの前は少し余裕をあけてほしいですね。

次に、シルバーシートに座るくらいの年齢の人でも、マナーくらいは守ってほしいですね。

隣の席に平気で荷物をおいたり、足を組んだりするのはいかがなものがと思うのです。
若い人でも席があいていれば座りたいでしょうし、社内の混雑の緩和にも役立ちます。

私たちの世代、あるいはもう少し上の世代の人たちのマナーの悪さがとても気になります。

まあ、個人差があるとは思いますが。

ちなみに、かくいう私も割と普通にシルバーシートに座ります。

でもでも手荷物を座席においたり、足を組んだり、足を前方に投げ出して通路を塞ぐようなことはしません。

それらはシルバーシートにかかわらず、普通の座席に座っていても同様でしょう。

若い人の行儀の悪さというのは目に付きやすいですが、よくよく見ていると、若い人だけでなく、私たちの世代もかなり行儀の悪い人がいます。
「人の振り見て我が振り直せ」
十分、気をつけたいものですね。

もう一つ。

シルバーシートに座っていても高齢者が前に立つと、座席を譲らなければいけない空気感があります。

もちろんその時の判断で譲ったりしますが、年寄扱いさるたことで、気を悪くする高齢者もいます。
「あんたより若いわ~」という目で見られたり。
でも前に立たれて、変わってあげようかなと思って周りを見ると、若い人が堂々と座ってスマホゲームに夢中になっていたりすると、高齢者に「立つのは私の前じゃないでしょう?」と思ったりします。


そんなことを心のなかで考えたときに、「なんて自分は小さな人間なんだ」と思うこともしばしば。
躊躇せず、高齢者が替わりやすいタイミングで替わって上げればよかったと、後悔したり。

 

かと言って、替わりたくない高齢者もいます。
仕事がら、土日や祭日に出勤ということが多いのですが、くたくたになって、帰宅するときに、老人のグループがハイキングやrら登山やらで疲れたのか、シルバーシートの前で、「その席はシルバーシートだから、替われよ」みたいな態度に出られると、高齢者とわかっていても、替わりたくなくなります。

老人たちもグループでいると、一つ座席を開けても仲間とともに座れないのが嫌なのか、その隣もどっか行ってくれないかな感を醸し出して、すごく座りづらい気持ちになったりします。
疲れて座りたいなら、空いている席に分散して座ればいいのに、「そこのけよ」という圧力を感じると、なんか苛立ってしまいます。

 

 

帰宅時に見た夜桜。
桜はこれから見どころの時期を迎えてきます。
住吉は大阪市内といえどもまだまだのどかな土地柄です。

 

 

Copyright ©悪魔の尻尾 All rights reserved.