Amazonプライムビデオにあったので、ちらりと見てみたのですが、う~ん、と唸らざるを得ない映画でした。
邦画頑張れ~
新進気鋭の人気ミステリー作家、今村昌宏さんの「屍人荘」シリーズらしいです。
原作を読んでいないので、比較はできませんが、映画はなかなかチープです。
毎度のことながら日本の映画のチープさにはガッカリを通り超えてしまいます。
チープなりの映画を目指さないといけないのですが、こういう密室殺人を扱った題材はお金もかからずもってこいのはずです。
ところが、そういう題材を扱った映画でもこんなにチープになってしまうんですね。
全てが安っぽいのです。
主演の神木隆之介さんの存在感は悪くありません。
中村倫也さんもコメディ的なこの映画の雰囲気をうまく出せています。
ヒロインでもある浜辺美波さんは可愛らしく、その点は言うことがないのですが、取ってつけたような演技でしたね。
まあ、可愛いは正義ということなのでしょうか。
コメディ的な映画でもあるので、その辺のバランスが難しいと思うのですが、どちらかに振ってしまったほうが良かったのに、中途半端に本格ミステリっぽく描きつつ、おちゃらけている。
視聴者はそのノリについていけない、置いてきぼりを食らったような感じですかね。
監督、脚本には日本のテレビでの実績がある方たちのようですが、だからダメなんじゃないでしょうか。
原作を読んでいないのですが、原作もこんなゾンビものだったとしたら、今村昌宏さんというこれから売出し中の作家さんもちょっと手を伸ばしにくいなあと思ってしまいますね。
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