年末の慌ただしい時にまたしても悲しい事件がありました。
北新地のビルでの放火事件です。
新地といえば、大阪を代表する歓楽街です。
私のような庶民にはそれほど馴染みがあるわけではないですが、事件のあったビルの場所はよくわかります。
妻と梅田で待ち合わせる時に利用する「London Tea Room 堂島本店」の向かいにある堂島北ビルのようです。
「西梅田こころとからだのクリニック」という診療所で放火事件があり、すでに24人の死亡が確認されているといいます。
思い起こされるのは、2年前に起きた京都アニメーションの放火事件です。
今回の放火事件も何か同じような感じがします。
すでにマスコミやネットなどでは第二の京都アニメーション放火事件とか書かれていたりします。
いずれにしてもまだ真相はわかっていませんが、50代から60代くらいの男性らしいのです。
私と同じような世代。
何があったのかわかりませんが、計画的な放火だと思われますね。
実行犯が生きているのか亡くなったのかもはっきりしませんが、このクリニックの患者であった可能性が高いようですね。
ビルの中にいた人々、特にクリニックで働いていた関係者や患者など、何の罪もない人が巻き込まれて命を落とすという、悲しい事件です。
放火した人間には様々な事情があるにせよ、なんとも痛ましく、辛いですね。
犯罪に良いものはありませんが、経済的な困窮による窃盗や私怨による殺人というものと比べて、放火殺人は無差別殺人であり、その罪の度合は非常に大きいです。
今回のような放火殺人では、金銭的な目的で行われることはまずありません。
事件の真相が解明されたとて、亡くなった方たちは戻ってきません。
残るのは悲しみだけです。
お亡くなりになった方々、関係者の方々にはお悔やみ申し上げます。