悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

星の王子ニューヨークへ行く 

 


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懐かしい映画をひさしぶりに鑑賞しました。
エディ・マーフィ主演の映画です。
「48時間」「大逆転」「ビバリーヒルズ・コップ」といった映画がヒットし、ハリウッドスターとして活躍していた頃の代表作の一つですね。


あらすじ

ザムンダ王国は豊かな国で、その国の王子のアキームは何から何までいたれりつくせりの生活です。
しかし、何一つさせてもらえず、21歳の誕生日を迎え、許嫁との初対面となります。

許嫁は応じの相手にふさわしい教育を受けていた女性でした。
アキームは自分の意志を持ち、自分の身分ではなく、自分そのものを認めてほしかったのです。
彼は王に、自分で花嫁を選びたいというのですが、取り合ってもらえず、旅に出たいと告げるのでした。

王はしばらく遊びたいのだと判断し、40日間の猶予を与えます。
アキームは同世代の付き人であるセミとともにニューヨークの庶民の街クイーンズ地区へやってきました。

豪華なホテルではなく、庶民の住む安アパートがアキームの希望でした。
そして花嫁探しをするのですが、なかなかニューヨークには彼の希望に合う女性は現れませんでした。

そんなとき、マクドーウェルというハンバーガーショップを経営するクレオの主催するチャリティーイベントに参加します。
そこにいたクレオの娘のリサに一目惚れします。
彼女に近づくために、アフリカの王国の王子という身分を偽り、留学生ということで、マクドーウェルのハンバーガーショップにアルバイトすることになりました。

しかし、リサには親が決めたダリルという婚約者がいたのです。
ダリルはお金持ちの息子でした。
しかしリサはなんだか彼が物足りなく、また結婚相手くらいは自分で決めたいと思っていたのです。

アキームの付き人であるセミは貧乏ぐらしに嫌気が差して、本国に送金を依頼します。
そしてアキームたちの居場所を確認した、国王と王妃がニューヨークへやってくるのでした。

リサとアキームはお互いの人柄に触れて、愛し合うようになっていました。
マクドーウェルは留学生に過ぎないアキームのことをよく思っていません。

そんな中、国王たちがやってきて、王族であることがわかります。
そしてリサに対して、辛辣な言葉を浴びせるのです。
リサは打ちひしがれ、クリオは怒ります。

飛び出していったリサを追いかけ、身分を偽っていたことを告げます。
そして国王の言ったことは正しくなく、自分は心から愛していることを告げ、リサにも納得してもらうのでした。

アキームは父王に必死に訴えかけます。
そんな姿を見た王妃は息子のアキームの見方になります。

感想

久しぶりに見ました。
エディ・マーフィは人気者であの軽妙な喋りで人気がありました。
英語がわからなくてもその仕草でコメディであることは誰にでもわかります。

映画館へは見に行っていませんが、当時レンタルビデオで見ましたね。
DVDなんてものはなく、VHSのレンタルビデオでした。

この映画ではエディ・マーフィはいくつもの役をしています。
主人公の王子はもちろん、クイーンズ地区の散髪屋のオヤジとかもそうですね。
付き人のセミを演じていた俳優も牧師に扮していたり、女性役もしていますが、その役名が「とてつもなくブサイクな女」というのですから無茶苦茶ですよね。

マクドーウェルのハンバーガーショップでアルバイトしているときに、強盗に入られるシーンがありますが、その強盗役がサミュエル・L・ジャクソンでしたね。
今では超大物俳優となっていますが、このころはこれくらいの役回りだったのでしょうか。
時代を感じますね。

とにかく、この頃のエディ・マーフィはとても人気があって、一時代を築いた俳優だと思います。

 

 

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