焼肉が好きなんです。
お肉が好きな人なら、焼肉は大好きだと思うのですが、我が家の息子は焼肉をあまり好みません。
贅沢やな~とも思うのですが、割と素朴なお茶漬けとかが好きだったりします。
なので、息子と肉を食べに行くときはステーキが多いですね。
私はステーキもモチロン大好きなのですが、赤身のお肉だけでなく、白いホルモン系も大好きなんですね。
お肉もやはり脂のサシが入ったカルビなどが好きなのですが、さすがに昔ほどは食べられなくなりましたね。
昔はそれこそ牛一頭食べる勢いで食べていたような気がします。(大げさですが)
高級店で食べる焼肉はやっぱり美味しいのですが、最近は見た目はきれいでも、肝心のお肉がイマイチということがあります。
先日妻とランチに行ったお店は、店の作りは本当に庶民的というか、全く垢抜けないお店です。
しかし、一人焼肉が楽しめるお店なんですね。
いつも結構繁盛しております。
大阪アベノにある「焼肉かどや」さんです。
無煙ロースターでもないし、炭火の七輪でもありません。
昔ながらのガスの焼き肉プレートの上でお肉を焼くスタイル。
学生の頃、バイト代が入ったら、友人と行ったりしたような、普通の家みたいな焼肉屋、そんなイメージです。
洒落た色の照明ではなくて、昼光色、若干青みがかった光の蛍光灯の下で、なんだか懐かしい空間でもあります。
流石に真ん中に穴が空いた丸椅子ということはありませんが、肩肘張らずに肉を食べる、そういうお店です。
ここは味付けの肝であるタレもうまいのですが、何よりもお肉が良いと思っています。
妻はハラミ定食、私はホルモン定食の大盛り。
お肉の質が良いと思っているのが、ホルモンの味です。
ホルモンが好きと言っても、やはり味が悪いというか、ちょっとでも臭みがあったりすると嫌なのですね。
そしてレバーなんかは割合癖が強いので、元々は苦手だったのです。
この「かどや」のホルモンは美味しいのですね。
特にレバーやハツの味が良くて、たちまちファンになりました。
子供の頃、商店街で売っていたホルモン焼串を食べていました。
お安い値段で、味わい深いホルモンなのですが、どうも子供の頃には噛み切る事ができなくて、あまり好きではなかったのです。
いつからホルモンが好きになったのか?改めて思い出してみると、やはりお酒を飲むようになってからかな?という気がします。
ビールをぐいっと喉に流し込みながら、ホルモン焼きを食べるのは良いものです。
焼肉の定食は色んな所で食べる機会がありますが、ホルモン焼きって、お安く食べられそうで、最近はなかなか食べられないものです。
そして安いホルモン焼きは、やっぱり残念な味であったりします。
脂が乗ったテッチャンも美味しいのですが、体にはあまりよろしくなさそう。
その点、レバーやハツは栄養価もかなり高いと思います。
ハツはともかくレバーは生レバーというものが食べられないので、焼きレバーなのですが、この焼きレバーというのが、品質の良いレバーでないとダメですね。
ハチノスやセンマイといったものは、あっさりした感じです。
センマイなどを生で食べる人もいますが、私は生はちょっと遠慮しています。
どちらも見た目はかなりグロテスクな印象があるかもしれません。
ハチノスはその名のように蜂の巣のような形状。
牛の4つある胃のうちの2番目に当たる部分だとか。
センマイも子供の頃は気持ち悪くて食べられなかったのですが、柔らかく、味が染み込みやすいので焼いて食べるのは好きですね。
友人と焼き肉に行くと大抵そのあたりは遠慮されるので、私が食べたりします。
小学校の時の掃除で使っていた「雑巾」のような感じに見えなくもないです。
今回は入っていませんが、ウルテという部分も大好きなところ。
コリコリという名前で売っているところもあるかもしれません。
むちゃくちゃ硬い部位なのですが、その噛みごたえがビールのアテになります。
最近は歯が悪くなって、なかなか厳しくなってきました。
ホルモンって、男性ホルモン、成長ホルモンのホルモンとは違って、本来食べる肉の部位ではなく、「捨てる」の関西弁である「ほかすもの→ほるもん」から来ていると言われたりします。
どちらにしても子供の頃に肉屋の片隅でおばちゃんが焼いて売っていたホルモン焼串というのはべらぼうに安かったと思います。
それが食文化の移り変わりで、今では多くの人に「もつ」という名前に変わったりしながら、食べられています。
博多モツ鍋もとても美味しいですね。
家で妻にモツ鍋をつくってもらうこともあるのですが、そのモツというものがなかなか手に入らないようなのですね。
肉屋さんには赤いお肉はたくさんあるのですが、ホルモンはあんまり見かけません。
どうやら上質のホルモンというのは、あまり一般に販売していないみたいですね。
さて、ホルモン談義もそこそこにしておきます。
この「かどや」さんには、まだ何度も行っているということはないのですが、ちょくちょく行きたいなと思います。
こちらがハラミ定食です。
すでにロースターの上にお肉を並べておりますので、もう少し入っています。
ご飯(おかわりは1杯OK)とお味噌汁、キムチ、キャベツがついています。
おかわりするなと言われても、食欲が刺激されて食べてしまうんですね。
こちらが渡した注文したホルモン定食大盛り。
ハラミ、ツラミ、レバー、ハツ、テッチャン、ミノ、ハチノスなどが入っています。
こちらも定食なので、ご飯と味噌汁、そしてキャベツ、キムチが付いてきます。
きれいな雰囲気などを気にせず、ガッツリ肉を楽しむなら、気兼ねなく食べられるお店です。
煙で匂いはつきますので、おしゃれな格好で行くことはおすすめできません。
というわけで、オッサン専用の店かな?と思っていたら、案外女性の一人客や女性同士の客もいたりします。
年配の夫婦(と思われる)もいました。
あ、私達も十分年配の夫婦になるんでしょうかねwww。
アベノで焼き肉を食べたあと、そのまま帰ろうかとも思っていたのですが、ちょっとコーヒーでも飲みに行くかと、車を走らせて行ったのが、「倉式珈琲 生野たつみ店」
ゆったりとした空間で落ち着いてコーヒーを飲めるお店です。
WiFiはなく、パソコンを持ち込んで仕事をしているような人も殆ど見かけません。
静かで座席の空間もゆったりしているので、落ち着けますね。
日替わりコーヒーとともに一緒に頼んだのが抹茶ミルクかき氷。
とても美味しかったのですが、最後の方になにか変なものを発見します。
どうやらストローを包んでいた袋のようなものが入っていました。
私も妻も温かい飲み物だったので、ストローは当然ありません。
食べている途中で、その中からゴミ?が出てくるというアクシデントは非常に気分のよくないものです。
あまり大事にはしたくなかったのですが、黙って帰るというのもなんだか腑に落ちないので、そのことを店員へ伝えました。
その後、「作り直します」とのことでしたが、もう不要なのでお断りしました。
会計時には、その料金は引いてありました。
その後、お腹が痛くなったとかはなかったので、良かったと思うしかないですね。