妻と息子とで、お昼ごはんを食べに行きました。
私は知らなかったのですが、妻が以前から気になっていた店としてチェックしていたようです。
妻は、それほど量は食べないのですが、食べることが大好きなんですね。
おかげでいろんな店に行く事ができて、感謝しています。
息子はラーメンが好きなのですが、あまりラーメンばかりでは芸がありません。
というわけで、今日は蕎麦を食べようと思っていたようなんですね。
大阪府和泉市にあるというよりも、光明池にあるといったほうが、大阪の人にはわかりやすいかもしれません。
普通の民家、というか古いお屋敷そのまんまのお店です。
石臼で蕎麦をひいているようですね。
風味のある蕎麦が期待できます。
雰囲気がありますね。
もともとは釜揚げ蕎麦は妻が食べるつもりだったようですが、息子が食べることに。
釜揚げ蕎麦って気になります。
本格的仲間を食卓に持ってきて、そこで自分でゆがいて食べると言う形式。
もうできたての粉にまみれた蕎麦を少しずつ沸騰した窯に泳がせます。
薬味は大根おろし、ネギ、そして生卵。
わさびや生姜というものはないようです。
息子も言っていたのですが、つけ汁がかなり甘めです。
堺市にあった栄吉のそばで育った息子にとっては甘すぎるみたいです。
私もひとくち食べてみましたが、たしかに甘い。
でもこの甘めのだし汁がたまらないという人もたくさんいると思います。
食べ終えた後の窯のお湯は蕎麦湯としてだし汁に入れて楽しむこともできます。
ちなみに座敷にデーンと構えている古めかしいアップライトのピアノ。
雰囲気があります。
妻は、普通のざる蕎麦になりました。
蕎麦も大好きな我が家です。
釜揚げ蕎麦は自分でゆがくので、硬さはお好みに応じて。
ざる蕎麦はしっかりコシがあって、好みの蕎麦でした。
一口食べさせてもらいましたが、こちらのだし汁は甘くはなく、やや辛めの大根おろしとよくあっています。
薬味は同じく、ネギと大根おろしに生卵がついています。
そばを食べ終えると蕎麦湯を持ってきてくれますが、これがかなりドロっとしていて、だしに入れて飲むのですが、かなりお腹いっぱいになります。
そして、私はカレー蕎麦セットと言うメニューに。
え?なんでカレー蕎麦?と思いましたが、そばも食べたかったのですが、妻もカレー蕎麦の存在を事前に知っていたようで、どういうものか気になったのです。
蕎麦はフニャフニャでした。
カレーで炊き込んでいるので仕方ないのでしょうが、蕎麦のコシは全くありませんでした。
カレーはうまかったです。
店員さんからは、辛いとと言われていたのですが、辛いものの耐性が高めな私にとっては辛さはそれほど感じませんでした。
ちょうどよい感じです。
卵がついていたので生卵と思っていましたが、なんと温泉卵。
これが蕎麦を食べた後のご飯に加えると、カレー雑炊のように楽しめるのです。
カレーラーメンで追い飯にハマっている私にとっては、たまらないご馳走となりました。
不思議なのですが、海老天ではなく、エビフライなのです。
大葉も天ぷらと思っていたら、フライです。
カレーだから?と勝手に想像しているのですが、このエビフライもとても美味しかったのです。
いいものを使っているのでしょう。
これ以外に息子はミニ天丼を注文し、妻とシェアしていました。
お値段はそれなりにしますが、独特の佇まいと、確かな蕎麦を食べさせてくれたお店でしたね。
妻いわく、コロナのせいで、それほど混雑していませんが、コロナの前はなかなか入れないほど繁盛していたようなのです。