悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

ラーメン屋での「黙食」の貼り紙で思ったこと

昨夜はテレビで「ボヘミアン・ラプソディ」が放映されていましたよね。
映画館で見てとても良かったです。
なぜだかわからないのですが、涙が出ていたんですね。

特にクイーンのファン、フレディ・マーキュリーのファンでもないのに、あの作品を見て涙が出てきたんですね。

不思議です。
映画を通して、フレディ・マーキュリーの人生を改めて見て、不器用な人生を送った男の生き様に共感していたのだろうと思います。

その後もサブスクでも何度か見ましたし、やっぱり放映していると見てしまうのですね。

 

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さて、今日は休みで家でのんびり。
ランチは息子を連れて、ラーメン屋へ。
「ラーメン人生JET」です。
最近は行きつけのラーメン屋になっている感じです。

コロナでもしっかり対策しながら営業。
相変わらず行列のできるほどの繁盛した店です。

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息子と女房は醤油ラーメンですが、私は定番の鳥煮込みそば。
鶏肉が溶け込んでいるなかなか濃厚なスープ。
その分チャーシューは薄切りの淡白な感じで、スープを染み込ませて食べると言う感じです。
相変わらずの旨さでした。

カウンターでしたが、各席ごとにすべてパーティションが仕切られ、こんな張り紙がしてあります。
なのでお客さんもほとんど無言。
幼い子供を連れた家族が来ていて、そのテーブルのみワイワイしていましたが、非常に静かです。
周りが静かなのでその家族がにぎやかに聞こえましたが、幼いお子様が3人もいると思えば非常にとても行儀の良いお子様たちだと思います。

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こちらのラーメン屋だけでなく、他の飲食店でもお酒の提供はやめていますし、夜の営業時間も短縮もしくは休業するなど、とても苦しい状況だと思います。
これくらい繁盛している店ならまだしも、通常に営業しているだけでは厳しい状況だと思うのです。

居酒屋、焼き鳥店や串カツ店などはお酒を提供して、夜営業するというスタイルです。
夜の営業時間を短縮するというのは厳しいですし、お酒を出さないというのもありえない業務ですよね。
そして食事以外はマスクをして会話するなんて、居酒屋ではないです。
一人ポツリとカウンターで寡黙にお酒を飲むというのも悪くはありませんが、ほとんどの人は、お酒を飲む、料理を食べるという目的以上に、仲間と話をすることを楽しみにしているのですね。

お店も厳しいですが、こういった店に行きたいのにいけない!ということでストレスを感じている人も多いと思います。
「会社での飲み会うざいなあ~」と思っている人たちにとっては、コロナでそういう機会が減ったことで喜んでいる人もいるでしょう。
しかし気の合う仲間と楽しく飲み、話すという「場」が奪われているのは確かです。

 

コロナ封じのためには致し方ないことかもしれませんが、それならなぜ「オリンピック」というイベントだけは別枠扱いなのか、きちんとした説明が必要でしょう。

何度もこのブログでも述べているのですが、現状、オリンピックはやめるべきでしょう。
ズルズルとこの時期まで中途半端な状態で来ています。
このまま強行で開催となった場合、どのような影響が出るのか予想はできません。
少なくともスポーツの祭典としてのお祭りムードというのはまったくなく、観客はどうするのか、医療体制はどうするのかという点に置いても、後手後手です。
責任者たる人間も「誰かがやってくれるだろう」「現場の人間が頑張ってやりきってくれるだろう」とたかをくくっている気がしてなりません。
うまく言った場合はともかく、感染拡大が広がり、死者数も急増するということになると、同責任を撮っていくのか?と思います。
やはり自身の健康管理は「自己責任」と言い出したり、あるいは「想定外の事態」というような言い訳を思想で怖いですね。

 

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