ブログの書き方について、多くの記事がある。
10年前にはてなブログを始めたときには考えもしなかったことであるが、なぜブログを書くのだろうか?
なぜブログを書くのか
ブログを書くのは、
- 価値観や考え方などを他人に伝えるため
- 商品などを販売するため、いわゆるセールスをするための手段。
- アクセスを集めるため、その後はやはりビジネスに結びつける
こういった理由が大半だろうと思う。
いずれにしても大事なのは読まれるブログを書くことである。
いくら書いても、全くアクセスのないブログは書いたけれど、読まれることのないノートのようなものである。
つまり書いたこと以上の価値がないのである。
書くことはブログを書く人間にとっては十分価値がある。
全く他人に読んでもらえなくても、自分の中で考えをまとめたり、知識を定着させるのに役立つ。
事実、ブログなどをせずに、日記をつけている人もいる。
公開するつもりのない人は、こういったブログも非公開や限定公開という方法をとっている人もいる。
書いたこと以上の価値とは、読んだ人が何らかの影響を受けることである。
文章には人に色々な影響を与える可能性があるのだ。
なぜブログを読むのか?
私も色々なブログやWebの記事を読む。
なぜ読むのか?
自分の頭の中の知識では、その情報に対して知識が足りない時にインターネットで色々と調べると思う。
これまでは、知らないことを知るためには、知っている人に聞くか、それに関する本を読むかのどちらかであった。
今もこの従来の方法はとても有効なのだが、新しい話題などは本が出版されるまでのタイムラグもある。
そもそも知っている人が周りにすぐにいるか?というとそういうことはない。
その人に近い属性の人が周りに集まるので、自分が知らないことは、だいたい自分の周りもそれほど知っている人はいないものである。
となると調べるしかないのだが、現在はとても便利な時代である。
インターネットによって簡単に検索して、有益な情報を入手することができるのである。
有益な情報とは、今知りたいこと、困っていることを解決してくれる情報である。
例えば、テレビできれいな女性のCMが流れていたとする。
見たことがない人で、タレントさんなのか、モデルさんなのかもわからない。
そんなときにインターネットで「〇〇 CM 女性」とかの言葉で検索すると、その助成の情報が検索結果に出てきたりするのである。
普通はそんな情報は価値がないかもしれないが、今、テレビで気になった人にとっては、すぐにそのタレントのプロフィールがわかっっただけでも大変嬉しいものである。
人は文字を読むのが大嫌い
人はブログを読むということを書いておきながら正反対のことを言う。
それはほとんどの人が文字を読むのが嫌いなのである。
それでも文字を読んで情報を得ようとするのは、その情報が読むという面倒臭さ以上にその人にとっては重要だからである。
これまで私は10年以上ブログを書いている
日記ブログは基本的にあまり読まれない。
もちろんたくさん読まれる日記ブログもある。
魅力的な文章で、読むだけで楽しい、そんな日記ブログもある。
文章を読むということ自体が好きな人にとっては、読み応えのある文章に出会えたことの喜びというものがあるのだ。
そういう文字を読むのが好きな人、そしてその文字を読むのが好きな人の期待に応える事ができるクオリティの日記があって初めて読まれる。
無価値だとは言わない。
芸能人やスポーツ選手等の有名人、そしてそのファンにとっては、彼らの一挙手一投足が気になるわけであるから、彼らの日記はとても有益な情報なのである。
ただ普通の人が、今日は何をして、何を感じて、何を食べて、何を見たなんてことは赤の他人である画面の向こうの人には全く興味のないことである。
例えば、
今日は天気が良かったので、郊外まででかけた。
そこで見かけた新しい定食屋が気になったので、お昼ごはんをそこで食べてみた。
リーズナブルな価格であるが、大変美味しくて満足だった。
こんな記事があっても、読み手にとって何ら価値はないだろう。
日記、覚書として書き手に価値はあっても、読み手には価値を見いだせない記事である。
ではどんな記事を書けばいいのか。
ユーザー目線に立った、困ったことを解決するための手がかりとなる、有益な情報、わかりやすい情報のある記事と言える。
インターネットはとても便利で、その便利さを支えているものが検索エンジンである。
「ググる」という言葉がもはや「Googleを使って検索する」という意味以上に、普通の日本語となりつつあるように、インターネットを使って多くの人は知識、情報にアクセスするために検索を利用する。
そして検索で見つけた記事を見て、その内容からいろいろな知見を得る。
インターネットの記事には書籍のような校正が入らないため、その情報を鵜呑みにするのはまずいと言われるが、検索上位に来る記事がデタラメというのはあまりありえない時代となった。
多くの記事が書かれて、Googleのエンジンによって有益な記事ほど上位に来るようになっているため、誤りがある、内容が薄いといった価値のない記事はほとんど淘汰されてしまう。
そして検索上位に来る記事というのは、間違いなくアクセスが多いのである。
アクセスを集めるためには、この検索流入を狙っていく。
そのために、キーワード選定やら、SEOやらを研究し、勉強している人も多い。
なかなか奥の深い知識が必要だ。
しかしいちばん大切なことはコンテンツそのものである。
いくらSEOを極めても、コンテンツ自体に内容が全く無い場合は、やはり検索上位に来ることはない。
まとめ
ブログには本来決まりはない。
好きなことを書いていいのである。
だからアクセスが少なくても自分が書きたいことを書く。
こういう考え方を否定するつもりは全くない。
しかし収益化を目指し、少しでもブログで収益を得たいというならば、読んでもらえないと話にならない。
だから読んでもらうためには、わかりやすく有益な、読み手に寄り添った記事でないといけないのである。
収益化をするための方法としては、アフィリエイトとアドセンスというのが主なもの。
アフィリエイトやアドセンスというものに関しては、またの機会に少し書いてみたいと思う。