悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

伴侶は大切に

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大切な人のためにどれくらい時間を使っているか?

あなたにとって大切なものはなにか?
聞かれるとけこう答えに詰まってしまう人もいると思う。
仕事、夢、趣味という人もいれば、家族、妻、子供、親という人もいるだろう。

大切なものが仕事である人はきっと今も仕事のことで頭の中が締めていて、頑張っているはず。

夢を追いかけている人や趣味に生きがいを感じている人も同様に多くの時間と自身の力をそこにつぎ込んでいるはず。

でも私のような平凡な人間の場合、大切なものと聞かれると、多くが「家族」と答えるのではなかろうか・・・

私と同世代の50代も後半になれば、親を失っている人も多いし、あるいは高齢の親の心配事が現在進行系という人もいるだろう。

私は、父には感謝の気持しか無いが、今はもういない。
なにか一つでも孝行らしいことができたのか?と思うこともある。
ただしく、幸せに生きることが、亡くなった父に対する最高の供養だと思っている。
幸せに生きることはとても大切なことだ。

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子供が幼い間が、夫婦にとって常に子供のことが第一であった。
そういう夫婦だけではないと思うが、子供の将来に憂慮するのが親というものだと思う。
その気持が強すぎて、子供が萎縮してしまったり、疎遠になったりというのもある。
ただ、子供も成人すれば、もはや親としてできることは限られてくる。
子供から頼ってもらえる親でありたいとは思うが、自分の足もとが揺らいでいるような時代にあっては、なかなか立派な親で居続けるのも難しい。


ずっと寄り添ってくれている配偶者には感謝しかない。
夫婦関係については、うまくいかず、離れてしまった人も、今の時代ならごく普通のことである。
そういう意味で別れずに、一緒に暮らしていけることには感謝している。

夫婦関係でお互いへの感謝の気持は基本である。

妻に対しても言葉では「大事の思っている」などの愛情表現はするものの、どこまで妻のためにしてあげられたかと改めて考えると、全くもって自信がない。

妻は言う。
「しょせん、夫婦は赤の他人である」と。

親子は仲が悪くても血縁で、離れようが、喧嘩しようが親子である。
世の中には憎悪しか無い親子関係もあるようだが、親子には違いない。

夫婦はどうだろう。
仲睦まじい夫婦もたくさんあるし、喧嘩しながらもずっと連れあっている夫婦もいる。

もう懲り懲りと言いながらも、何度も再婚を繰り返す人たちもいる。

でも別れてしまったら、たしかにただの他人になってしまう。
その二人の間に子供がいて、子供を通じての関係があったとしても、二人は他人だ。



大切な伴侶にどれくらいの時間を注いできただろう?
伴侶の声を上の空で聞いていたことはないか?
生返事ばかりで白い目で睨まれたことはないか?
助けてほしいというサインを見逃さず、フォローしてあげただろうか。


今からでも間に合う

家族が大事、伴侶が大事と言いながら、一日のうちに、その人とどれくらい接しているだろう。

休みの日に一緒に食事をとったり、でかけたりしているだろうか。

壊れてしまった関係は修復が難しい。
今まで、大丈夫だったから、これからも大丈夫と言い切れるのか。

大切に思っているのなら、行動で示そう。
おはよう。
いただきます。
ごちそうさま。
いってきます。
ただいま。
おやすみ。
こういう会話すらないということはないだろうか。
あるいは、会話はこれだけしかほとんどしていないということはないだろうか。

仕事が忙しい、付き合いがあって時間が取れない。
そういう理由で、最も大切な伴侶との時間を取れないままにしていないか。

自分の楽しみを優先するのも悪くはないが、伴侶にも楽しみは必要。




どれくらい理解してあげている?


今まで伴侶に苦労をかけてきたという自覚があるなら、大事にしてあげよう。
大切な人だという気持ちがあるなら、今からでも間に合うはず。

老後、一緒に過ごす時間が長くなるのに、会話がないというのは辛い。
自分が辛いだけでなく、伴侶も辛いと思う。
そうならないためにも、これからしっかりと伴侶のことを考えてあげよう。

自分への戒めを含めて、今日は語った~

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