Universal Windows Platformアプリというものがどの程度浸透しているのかわからない。
というのも個人的には殆ど使っていないからである。
Windows8/8.1のストアアプリがあまりにひどかったので、Windowsはデスクトップアプリは今までのソフトウェアで、ストア版=UWP版は使えないという意識が刷り込まれてしまったと感じている。
Officeもストア版がプリインストールOfficeでは標準になるなど、一生懸命普及に勤しんでいるようにも思える。
ところがWindows10からPCを使いだした人、スマートフォンデビューのほうが先で、PCはその後から使い出した人は感覚が違う。
私の友人の話になるが、50歳を過ぎてからパソコンを購入して使い始めた人である。スマートフォンもバリバリ使っていたわけではないが、個人的にインターネットを利用するようになったのはスマートフォンからである。
そういう人にとってはスマートフォンのアプリの作法が標準であり、パソコンのアプリもストアからインストールして使うのがわかりやすいらしい。
感覚とはそういうものなのかもしれない。
私はデスクトップ版は信頼できるし、使い方もわかりやすいが、ストア版はどうも使い勝手が悪いというか、作法がちがうというか、なじまないのである。
Facebookなんかもストアのアプリで行っているらしい。あれって使いやすい?彼のPCではTwitterやその他の音楽再生アプリなんかも含めてストアアプリのオンパレードである。
一方私はストアアプリは全然わからない。そもそもWeb上でサービスを展開しているものに対してなぜアプリが必要なんだろうと思ってしまう。
アプリが圧倒的に使いやすくてパフォーマンスも優れていればわかるが、ブラウザではタブで切り替えれば他のサイト見たりしながらも使いやすいのであるが、あの全画面を支配するようなアプリが使い慣れた人にはブラウザ上でそういうサイトに入ってサービスを利用するという感覚がないみたいである。