Kindleのみで読めるという作品らしい。
今野敏という作家も知らないし、隠蔽捜査シリーズというものも知らないが、短いながらも読みごたえのある作品だった。
なるほどシリーズになって、ファンもたくさんいるらしい。
そしてファンならではの登場人物の背景などもわかるとなお楽しいのだろう。
機会があればこのシリーズも読んでみてもいいかもと思うが、他にも読むものがたくさんあるし、Kindle Unlimitedで読むものを優先。
そして少し読んでつまらなければやめておけば良い。
いや、良い時代である。
さてこの作品の主人公は誰なんだろう?
よくわからないが、竜崎署長というのは本当にすごい人物なんだろうと思う。
同時に彼の下にいた貝沼副署長は悪い人ではないが、頼りない。
そして竜崎がいた頃には何もできなかった野間崎管理官というのが面倒くさい人物として描かれており、このあたりもシリーズを読んでいる人には楽しめる部分なんだろうと思う。
竜崎署長のあとの新署長には藍本署長という美女が着任。ちょっとこのあたりは現実離れしすぎているようで、続きを読みたい気もするが、小説だよねという心の警鐘が。