悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

アベンジャーズ エンドゲーム

5月1日に見に行ってきた。映画の割引の日でGWの期間なので劇場はかなり混み合っていた。
アベンジャーズというと「日本よ、これがハリウッドだ」というキャッチコピーで日本映画界に喧嘩を売ったというイメージがあるが、こういう映画のファンしかついていけないようなストーリー展開となっている。
大体の作品は劇場で見たり、DVD/BDレンタルしたりとかで見ているが、一つ前の作品を見ていないと多分ついていけなかったと思う。
前日にAmazonでレンタル視聴したのでしっかりとついていけた。
かなりお先真っ暗な展開で次へ進むという内容だった。
ハリー・ポッター・シリーズでも後の作品になればなるほど、スカッとしないというか暗い影がどんどん強くなっているが、アベンジャー・シリーズもそのようである。
最終的にはボスであるサノスを倒し、平和を導くのである。
それはヒーロー物のお約束なので当然。

ネタバレになるが、一度は地球の人工の半分が無作為に消滅させられる。
圧倒的な力の前に為す術がなく、インフィニティ・ストーンがサノスの手に渡ったときにすべてが決したのである。
前作のエンディングがどうしようもない状態で終わったのがここで、今回の作品はサノスがインフィニティ・ストーンの力を行使する前に時間を巻き戻してというストーリーである。
まあ、掟破りというか、タイムマシーンネタになるとなんでもアリになる。
X-menシリーズでもおなじみだ。
映画の中でもタイムマシーンネタを使った映画の話題をネタにしており、制作側もずいぶんとその「ご都合主義」に気を使っているんだなと思わせる。

間の作品で重要なものを見ていない。
それはキャプテン・マーベル
今回の映画のヒーロー側では最強の人物。
「女性版スーパーマン」と私が呼ぶと、すかさず息子は「それはNGワード」とツッコミが入った。
DCとマーベルの争い。
お互いパクリパクられの繰り返しでキャプテン・マーベルは完全にスーパーマンのパクリだろう。
今回の映画ではハルクは戦わないし、ソーはメタボ親父と化した。
見事な肉体を誇っていた、あのソーがみっともない腹をさらけ出していた。
劇場の客も失笑していたが、女房はドン引き。
相変わらずアイアンマンが中心とも言えるが、キャプテン・アメリカアントマンも重要な役割。
特に過去に戻るということに対してはキーマンである。
その割に存在感が薄い。
家族で平和に暮らしていたホークアイも復帰し、ブラックウィドウとコンビでストーン回収の旅に出る。
一人が犠牲にならないと得られないストーンのため、ブラックウィドウ(ナターシャ)が死ぬ。
結局はサノスにストーンは奪われるのだが、サノスのスキをついてインフィニティ・ストーンを取り返し、アイアンマンがその力を使ってサノス軍を撃退する。
インフィニティ・ストーンのパワーは絶大だが、ハルクでも受け止められなかったほどで、アイアンマンのトニー・スタークは死ぬ。
戦いに疲れたキャプテンは過去に戻り、愛する恋人とその時代を生きて戻ってきた。
つまり高齢の老人となってしまった。
トニー・スターク、ナターシャが亡くなり、キャプテンは引退。
今回の作品でこのマーベルオールスターの映画は終了ということである。

3時間を超える大変長い映画である。
寝不足であったが、寝てしまうことなく見られたのは良かった。

 

女房いわく、あんなに小さなお嬢さんのいる社長(トニー・スターク)が死ぬのも納得ができないらしい。
王を返上し、自由気ままに酒を呑むだけの「ソー」が代わりに死んだらよかったとのこと。(女は怖い)
また独身女性のナターシャが死んだのは、納得できない。
独身男性の「ソー」が生き残って、独身女性のナターシャが死んだのは独身女性に喧嘩を売っているのでは?ということらしい。
(ここも女は怖い)

いや、「ソー」が嫌いなのはあのメタボっぷりでしょう。
見た目って大事。

 

 

 

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