息子がTSUTAYAで借りてきた映画。
最近はちょっとマーベルの映画にも飽きてきているので余り見るきはしていなかったのだが、この作品は楽しい映画だった。
ヒーロー物といえば、格好良くさっそうと登場するのが普通なのだが、このアントマンというのはお笑い系。決してヒーローというような人物ではなく、特別な力があるわけでもない。あのスーツがあればこその力なのである。
そしてこのスーツが常に万全ならいいのだが、時々(というかこの作品ではいつも)調子が悪くなり、大きくなったままになったり、小さくなったままになったり、あるいは中途半端な大きさで止まってしまったりとかで、その都度笑わせてくれる。
中途半端な大きさのヒーローのために、撮影も大変だろうと思う。おそらく全てはCGなんだろうけど。
今回は巨悪と戦うというものではないため、緊張感があまりない。だからこその笑い中心の映画になったのかもしれない。
悲壮感漂うほどの死闘というのもヒーロー物の一つの形だが、アントマンに限って言えば、その正反対で正解だと思う。
まあ、楽しい映画であることは間違いない。
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