悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

金色天化 ヤマダマコト

金色天化 (新潟文楽工房)

金色天化 (新潟文楽工房)

Amazonプライムリーディング。
無料だが、とてもおもしろかった。
ヤマダマコト氏は全然知らないが新潟舞台にした小説を書いているプロ?の作家らしい。
セルフ・パブリッシングということで新潟文楽工房というのは立ち上げているそうである。
たいそう面白い話で、結構な長さのある長編小説だが、一気に読んでしまった。
探せばこの様な小説を書く人達もいるということである。
Amazonプライムに感謝する。

天化(テンゲ)という古来からある視覚的に相手を洗脳する術らしい。
はじめはそういうものだと思っていたが、終盤になって主人公である卜部航(うらべわたる)が自分自身にその天化の術を使う我見を使い、まさにスーパーマンと化す。
エンターテイメント小説として非常に楽しめた。
彼の二人の姉、長女の綾乃も次女のコダマも魅力的なキャラクターである。
また機会があれば続編なども読んでみたい。

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