悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

Officeストア版

Officeストア版。
その存在価値が今ひとつ理解できない。
ストアからダウンロードするアプリであるので、セキュリティ的にはマイクロソフトのお墨付きということはわかるが、利用者にとってのメリットが感じられない。
またストア版とデスクトップ版がどちらもあるためか、互換性を維持するためにいろいろと偉い人たちが大変な作業をしていることだろうと思うが、ものすごく安定が悪いような気がする。
最近Officeのトラブルが多すぎる。
正規ユーザーにもかかわらず、ライセンス認証できなかったり、復元したりしてOfficeアプリが消えていたりとか。
オンライン修復などを実施して改善する場合もあるようだが、ユーザーにとっては無駄な作業である。
今後マイクロソフトの方針としてはデスクトップ版をなくしてしまうのではないかと思う。
更に今までの販売形態、つまり永続ライセンスの販売もなくし、今後はサブスクリプション版のみに指定校という方針があるように思う。
Officeにもサポート期間があるので、サポート期間が終われば新しいOfficeに乗り換えるというのがユーザーとしては正しい利用方法だが、実際には古い、サポートの切れたOfficeを使っている人もまだいると思う。
そういったユーザーを減らし、Officeを使うユーザーから継続して使用料をせしめる商売に鞍替えというところだろう。
まあ、方針なら仕方がないが、ちょっと高すぎないかと思う。
毎月1200円くらいを高いというなと言われるかもしれないが。
Officeも当初はものすごく高かった。
Officeというパッケージ前は単品で販売していたが、WordもEXCELも単品でそれぞれ58000円という価格だったと記憶している。
まあ、Windowsが出る前のスプレッドシートロータス123があり、こちらは98000円だったが。
発売当時と比べると安くはなったのかもしれないが、この世界のハードウェア、ソフトウェアは全てそういう流れ。Microsoftは業界の覇者として本当に殿様商売なんだろうと思う。
嫌なら使うな、という姿勢なんだろう。無理だが。
話が脱線したが、いつもながらMicrosoftのやり方は強引に思う。
業務で利用するソフトであり、ユーザーの望んでいるのはわけのわからない高機能や目新しいインターフェースではない。
安定した動作。これが一番だと思う。
エラーで修復や再インストールなんてものはやりたくはないし、見たくもない。
ましてやインストールやライセンス認証でトラブったりするのは言語道断である。
海賊版に対してMicrosoftがその対策として行っているのはわかるが、被害を受けているのはMicrosoftだけではなく、善良なユーザー、つまりMicrosoftのお金を落としてくれているユーザーである。
またしても話がそれた。
Officeのストア版で業務のソフトが動かなくなったということは結構あるようだ。
EXCELACCESSなどで業務のソフトを開発しているところなんかは大変なんだろうなあと他人事ながら思う。
Microsoftアカウントとのヒモ付でしかインストールできなくなっているため、その辺の管理も面倒である。
年配のユーザー(私も若くはないが)にとっては昔のディスクとディスクケースに貼ってあったプロダクトキーがわかりやすかった。
まあ、あのままだと他のPCにもインストールできてしまうので、Pキーを入れたあとインターネット、もしくは電話でライセンス認証をしないといけなくなっているが。

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