悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

Microsoft Surface Go

Microsoftはどうなっていくんだろうか。
以前より影響力がなくなったとはいえ、パソコンのOSでは圧倒的なシェア。
ましてやビジネスで使われているパソコンはほぼWindowsと言えるだろう。

私もMicrosoftには文句を言いたいところがたくさんあるが、なんだかんだ言いながらも、このPCもWindowsだし、ずっと使ってきたパソコンはやはりWindowsベースのものが多い。
何を目指しているのかわからないが、ユーザーそっちのけでどんどん突っ走ってくれる。
ソフトウェアメーカーとして日本のパソコンメーカーとは非常に良い関係で共存共栄してきたわけだが、ココに来て日本のメーカーはすべて沈没。
もはや日本にはパソコンメーカーというものはほとんど存在しない状態である。
そんな力のない日本のメーカーに追い打ちをかけるかのように、ソフトウェアメーカーとして巨大な力を持つMicrosoftがPCを製造して販売。
それがSurfaceである。
鳴り物入りで日本でも登場したが、初代は今ひとつ評価されていなかった。
Windows8ということもあるが、Windows8も通常のものではなくRTという特殊なOS。
今までのデスクトップアプリは使えずに、利用可能なのはストアアプリのみ。
ストアアプリがまだ全然使えないということで、Windowsのアプリはデスクトップにある。
その後Windows8.1、そしてWindows10となってSurfaceMicrosoft純正nのPCとして確固たる地位を締めていると思う。
個人的には安ければほしいとも思うが、結構高いPCなので魅力は感じない。

今回発表されたSurface Goはまた戦略的な価格である。
安くて使いやすいものであれば売れるが、いまさらPCの時代でもないような気もする。
何よりもストアアプリがまだ魅力を感じない。
プラットフォームとしてなんとかMicrosoftストアを定着させたいMicrosoft
今までも強引なやり方でユーザーはかなりいるだろうが、まだアプリケーションの主力はデスクトップ版である。
業を煮やしたMicrosoftは自らの主力商品であるOfficeもストア版を出し、今後はこちらのプラットフォームでしかソフトウェアは認めない方向であることを示しているとも言える。
まともに動いて、安定していればユーザーは文句は言わないが、最近のOfficeはものすごくおかしい。
機能アップよりもまずはトラブルにならないPC、OS、ソフトウェア。

デザインは優れているがマックにはまだ程遠いという印象のSurface
PCというよりもタブレットに近いが、タブレットだとiPadAndroid端末のほうがいいような気もする。
中途半端なPCで今ひとつ使えないものになりはしないか。

Microsoft、10型で399ドルの「Surface Go」。日本でも近日発売。 - PC Watch

Surface GoはモバイルPCの価格破壊者になる――公式の技術紹介で確信:橋本新義レポート - Engadget 日本版

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