悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

日本vsセネガル

昨夜、というか本日の朝の試合。
大一番である。
コロンビアに勝つということで決勝トーナメントに進出するまたとないチャンスである。
そしてアフリカの強豪セネガル
マネというプレミアリーグのFW、スターもおり、またディフェンスはみんな屈強。
何よりもセリエAでも屈指のセンターバックの呼び声が高いクリバリ。
195センチの身長なのにものすごいスピード。
もちろん筋骨隆々の体躯であたりはかなり強いらしい。
よくもまあ、こんなチームと戦って互角、いや互角以上に戦ってきたものだと思う。
川島がポカをしなければ、大迫が足に当てていれば、乾のシュートがバーを叩かなければなど、タラレバを言えばきりがないが、それくらい勝ってもおかしくない試合であった。
開始早々はペース配分を無視したかのようなセネガルの怒涛の攻め。
本当の恐ろしく、川島がやらかしたときには正直言って、何店取られるんだろうという気もしていた。
しかし、経験というものがこのチームにはあったのだろうと思う。
焦らずしっかりと立て直し、自然と日本のペースになる。
長友が頑張って乾が決めた同点弾。
乾の好調さが出ていた素晴らしいシュートであった。
海外からはシュートと言うよりもゴールにパスをするような丁寧なシュートとの評価も。
その後はずっと日本のペースだったのだが、何度か訪れる決定機を決めきれず、嫌な感じがしていた。
案の定、決定機を外したあとはセネガルに決められ、1点を追う展開。
残り時間は20分もない。
しかし慌てふためかず、香川に替えて本田投入。
更に原口に替えて岡崎投入。
その6分後に本田の劇的な同点ゴール。
持っている男だと思う。
3大会連続ゴール。
アジア人で通算4得点はいずれも最高の記録。
そもそも3大会に渡ってゴール、アシストを決めた人間は世界広しといえどもまだ6人しかいないらしい。
すごいことである。

その後も引き分けをよしとするのではなくあくまで果敢に攻め続ける日本。
セネガルは前半の飛ばし過ぎというのがあったのか明らかに運動量が落ちていた。
決めきれなかったのもやはり日本らしいが。

その中でフレッシュな人間として3人目の交代は宇佐美。
しかし彼は走らない。
実況の北澤氏が少し切れていたが、わかるような気がする。
みんな疲れていっぱいいっぱいのときにはフレッシュな人間が頑張る必要がある。
そもそも残り時間を考えると目一杯動いても大丈夫なはずである。
残念なプレイヤーである。

グループリーグ最後はポーランド
買ってスッキリと決めてほしい。
コロンビアが勝ったので最終戦セネガルが負けると得失点差で日本が決勝トーナメントに進めない可能性もある。
引き分け以上でよいので有利だが、狙って引き分けに持ち込めるほど甘くはない。
勝つという強い気持ちでプレイをしてほしいと思う。

キーパーはハッキリ言って穴。
川島は酷すぎる。
世界中でお笑いになってしまっている。
初戦のセーブもそうだが、この試合でのパンチングなんてありえない。あんな低い珠をパンチングでどうしようと思っていたのだろうか。
そして原口も今ひとつだった。
まあ、彼は走るので日本のチームにとっては必要だと思うが。
途中出場でも走らない宇佐美は使い所がない。
守備力は全く期待できないし。
まあ乾も香川も守備力は期待できないが、まだひたむきに走っているという姿勢があるのだが。

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