毎月第二火曜日が定例のWindowsUpdateの日である。
きちんとセキュリティのパッチを配布してくれて本当に助かる、と思っている人は殆どいるまい。
ものすごく長い時間シャットダウンに手間取ったり、強制的に再起動させられたりでハッキリ行ってユーザーにとってはいい迷惑である。
それでも待ちさえすれば、キチンと動くようになっていればよいが、あっちこっちがおかしくなったり、する。
その傾向がひどくなると炎上したような状態でやいのやいのと問い合わせが激増する。
パソコンメーカーと言ってもOSを作っているのではない。
パソコンと言うハードウェアを作って、それにMicrosoftのOSをインストールして販売しているだけである。
ついでに言うなら、そのハードウェアも主要な部品は自前ではない。
CPUはインテル製。メモリも自社で作っているわけではない。ハードディスクやSSDなんかもすべて海外製である。
日本では組み立てているだけである。
そもそもその組立も国外で行うのが普通になってきているが。
脱線した。WindowsUpdateである。
このありがた迷惑なセキュリティ対策でいざ仕事をしようと思ったらパソコンが起動しなくて大変な目にあったという方もたくさんいると思う。
会社のパソコンでしっかりしたシステム管理者がパソコンを管理しているところはまだしも、各自に任せっぱなしになっているような会社では本当にひどい状況になっている場合がある。
そしてその怒りの矛先はマイクロソフトに向けてほしいが、マイクロソフトはほとんどサポートしない。
プリインストールOSはそのパソコンメーカーに聞け！で終わりである。
最近はOfficeもそうである。
そもそもパソコンメーカーでもOfficeのプリインストールは増えているが、Officeは入れているだけでそもそもメーカーで同行できる話ではない。
マイクロソフトがしっかりとサポートすべきだが、それに対してもあまりまともにサポートしているような感じがない。
そして以前はディスクが付いていて、最悪再インストールする場合もディスクを入れてインストールすれば事足りた。
認証のためのプロダクトキーもケースに貼ってあった。
海賊版の横行でマイクロソフトアカウントと紐づけし、インターネット経由でダウンロードするのが必須となった。
これもいい迷惑である。
まあ、セットアップは一度きりなのでいいかと思っていたら大間違いである。
このセットアップでコケることも結構ある。
頼むわ。マイクロソフト。
