悪魔の尻尾

50代から60代へ~まだあきらめない

メンタルヘルス

職業柄、心が病んでしまう人が多い。

肉体労働、知的労働と言うものがあるが、人間相手の仕事はそれ以上に精神的なダメージが大きいようで、感情労働とも呼ばれている。
顧客相談室などの労働はその典型で肉体労働ではない。
また知識を全く必要としないというわけではないが、知的労働というほどのものでもない。
しかし、お客様に合わせて相槌を打ったり、お詫びをしたり、所々でクッション言葉をはさみながら、失礼のない、不快感を抱かせないように、傾聴している態度をとったりする。
言葉で言い表すとそんなに大層なことはないが、実際にはなかなかストレスの貯まる仕事である。

気持ちのよい顧客ももちろんいる。
心が洗われるというか、救われるというか。
しかし、そういうお客様は稀であり、大抵はお客様に合わせて行くことで会話が成立する。
たまに気持ちのよい顧客がいるように、同じく正反対の顧客もいる。
つまりものすごく不快な客である。
こちらの話を聞かない人。
一方的に話し続け、こういう人に限って、即答を求めたりする。

逆にこちらから色々と質問を投げかけながら、会話を進めても先に進まない方もいる。
返事がない人。
こういうタイプは会話が非常に難しい。
そして自分の思いが上手く伝わらないことにイライラしはじめ、最後に爆発するタイプ。

客は常に上という意識が猛烈に勝っている人。
購入してやっている。使ってやっている。
だからお前らはへーこらして当たり前だ。
ちょっとでも気に入らないと、暴言の数々。

まあ、色々といるわ。

離職率も高い職場。
合わない人もいる。
精神的にやられてしまって、会社に出てこれなくなる人も。

そこまでして働かないといけない仕事でもないのだが。

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